現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フィアット初代「パンダ」は「人生に必要不可欠なもの」エンジンブローしても現行パンダに増車するほどの魅力とは

ここから本文です

フィアット初代「パンダ」は「人生に必要不可欠なもの」エンジンブローしても現行パンダに増車するほどの魅力とは

掲載 9
フィアット初代「パンダ」は「人生に必要不可欠なもの」エンジンブローしても現行パンダに増車するほどの魅力とは

1980年に発表された初代パンダ

「フィアットピクニック」が2023年10月28日にボートレース浜名湖で開催されました。過去最高の約1400台、2500人ものフィアットオーナーが参加し、新旧フィアットが大集合。ここでは“よもぎパン”さんのフィアット初代「パンダ」をお届けします。

彼女が国産軽カーからフィアット「500X」に乗り換えた理由とは?「ブラウンのシートに一目惚れしたんです」

10年以上フィアットのMT車に乗り続ける

1957年に登場した2代目フィアット「500」と同じように1980年に発表された初代パンダもイタリア車を代表するコンパクトカーとして数多くのファンを獲得している。

フィアットピクニックにも複数の初代パンダが参加していたが、真っ赤なボディが印象的だったので、オーナーのよもぎパンさん(55歳)に声をかけてみた。

「2012年に5MT仕様のフィアット 500ツインエア スポーツプラスを買い、これに乗っていたのですが、5年前に1997年式のパンダ 1100 4WDに乗りかえました。楽しいパンダ生活だったのですが、4年前にエンジンブローしてしまい、ちゃんと走れたほうがいいので現行パンダを買いました。でも、やっぱり寂しくなって3年前に1987年式のパンダ 1000CLを増車。交差点でエンジンストールしたことがありましたが、壊れないように気を遣っているので、ビッグトラブルに遭遇することなく現在に至っています」

そのように話してくれたよもぎパンさんによると、国産車のMT仕様が無くなってしまい、いろいろ探してみたらフィアットに辿り着いたのだという。それで、「あ~、フィアットね」とクールに思ったそうだが、乗ってみたら予想以上に面白かったので、500ツインエア スポーツプラス以降もずっとフィアットのMT仕様に乗り続けているそうだ。

「ガレージに飾っておくタイプのクルマではないので通勤時などにも乗って、普段使いをしていますが、累計走行距離が11万7000kmに達しているこの赤パンダにずっと乗ろうと思っています。エンジンのオーバーホールやキャブレターの分解、組み直し、マフラーの穴を塞ぐための2回の溶接こそプロにやってもらいましたが、先日クラッチケーブルを自分で交換しました」

ホイールは艶消しブラックにペイント

サスペンションも自分でリフレッシュし、ショックの交換はもちろん、ブッシュの打ち替えまでやりました。ホイールはもともとアルミでしたが、純正の鉄チンおよび小さなセンターキャップという組み合わせが好きなので、それを入手して交換しました。改めて説明するまでになく、ホイールを艶消しブラックに塗ったのは自分です」

パンダが調子よく走れる状態を維持するので手一杯、クルマは人生に必要不可欠なもの、とも話してくれたよもぎパンさんは、これからも自分で整備している相棒と雨の日も風の日も走り続けていく。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【ヨーロッパ以外で初】本日から開催! アルピーヌA110RGTが「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」参戦
【ヨーロッパ以外で初】本日から開催! アルピーヌA110RGTが「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」参戦
AUTOCAR JAPAN
クルマ火災の救世主! イタリア発の次世代消火具「ファイヤーショーカスティック」は愛車を守る最強の味方だ。
クルマ火災の救世主! イタリア発の次世代消火具「ファイヤーショーカスティック」は愛車を守る最強の味方だ。
くるくら
今年は飛びませんように……ラスベガスGP、マンホール/水道管の蓋を舗装&補強。昨年とばっちりのサインツも「安全が何よりの願い」
今年は飛びませんように……ラスベガスGP、マンホール/水道管の蓋を舗装&補強。昨年とばっちりのサインツも「安全が何よりの願い」
motorsport.com 日本版
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
レスポンス
ルノー新型「5 Eテック」は約450万円から 英国仕様が発表、春に納車開始へ レトロな最新EV
ルノー新型「5 Eテック」は約450万円から 英国仕様が発表、春に納車開始へ レトロな最新EV
AUTOCAR JAPAN
レクサス新型「“和製”スーパーカー」に反響多数! V8×超美麗ボディに「いつ登場する!?」「憧れる」の声も! 噂の「LF“R”!?」に期待高まる
レクサス新型「“和製”スーパーカー」に反響多数! V8×超美麗ボディに「いつ登場する!?」「憧れる」の声も! 噂の「LF“R”!?」に期待高まる
くるまのニュース
通学向けに特化した専用設計 ヤマハ新型「PAS ULU」登場 バイクメーカーならではの設計が
通学向けに特化した専用設計 ヤマハ新型「PAS ULU」登場 バイクメーカーならではの設計が
バイクのニュース
いまさら聞けない「水素自動車」って何? メリット/デメリット、課題とは 普及は実現可能か
いまさら聞けない「水素自動車」って何? メリット/デメリット、課題とは 普及は実現可能か
AUTOCAR JAPAN
10年の休眠を経てシングルナンバーで路上復帰! 激レアいすゞ「ベレットGT」のファストバックに34年…2年がかりでリフレッシュ!!
10年の休眠を経てシングルナンバーで路上復帰! 激レアいすゞ「ベレットGT」のファストバックに34年…2年がかりでリフレッシュ!!
Auto Messe Web
ペダル踏み間違い時加速抑制装置、国連基準化 2025年6月義務化へ 日本発の技術が世界標準に
ペダル踏み間違い時加速抑制装置、国連基準化 2025年6月義務化へ 日本発の技術が世界標準に
日刊自動車新聞
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
レスポンス
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
日刊自動車新聞
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
くるまのニュース
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス

みんなのコメント

9件
  • isy********
    つか、このインタビューでは魅力が何なのか全然わからないのですが。
  • カエル
    ジウジアーロのデザインはいま見ても良いね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

289.0316.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

10.0362.0万円

中古車を検索
パンダの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

289.0316.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

10.0362.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村