■え、、、、コペンSUVなに?どんなクルマ?
ダイハツ「コペン」といえば、軽オープンのモデルとしてストリートやサーキット走行などで親しまれているモデルです。
そんなコペンをリフトアップした「コペンSUV」が存在します。コペンSUVとはどのようなモデルなのでしょうか。
【画像】えっ…! めちゃカッコいい! 存在感スゴい「コペン」を画像で見る!(15枚)
コペンは現在数少ない2シーターオープンモデルで、カスタム手法としてはストリートやサーキットが中心です。
2002年に初代モデルが発売され、現在販売されているモデルは2014年に発売された2代目にあたります。
また、スポーティな走りを楽しむことができることも魅力のひとつで、実際にサーキット用のカスタム車が多く見受けられます。
そんなコペンですがオフロード仕様になった「コペンSUV」というモデルが存在します。
見た目はカンガルーバーやスキッドプレート、大型LEDライト、左右4本出しマフラーを装着。さらにリフトアップキットやスズキ「ジムニー」用のオフロードタイヤなどの組み合わせにより、地上高を200mmにあげてることで悪路走破性を向上させています。
これによりジムニーの最低地上高が205mmであるため、コペンSUVもある程度の悪路でも走行することができるようです。
ではコペンSUVはどのような経緯で誕生したのでしょうか。コペンSUVの製造を手掛けた兵庫県内のコペン専門店「も。ファク」代表の森本氏は次のように話します。
「コペンSUVを作った理由は、コペンの可能性を広げたかったからです。
コペンはオフロードや雪道走行には適しておらず、雪国などではコペンは使いづらいという側面があります。
コペンSUVは、『コペンでありながら悪路走破性の高いクルマ』として、今までコペンでは走れなかった道でも走行することができます。
実際に自分でも悪路走破性のあるコペンに乗りたいという考えもあり、再現性を出しながらカスタムをおこないました」
さらに、森本氏はコペンの可能性について次のように話します。
「コペンはアフターパーツによって化けるクルマだと考えています。
これまでにジムニーやシビックなどさまざまなクルマをカスタムしてきましたが、コペンがカスタムによって最も性能を伸ばすことができるクルマであると感じています。
私自身もコペンのカスタムに没頭し、それがきっかけでコペン専門店を始めたという経緯があります。
実際にサーキットでは、コペンをカスタムすることによって他のスポーツカーよりもはやいタイムを残すなど、可能性は無限です。
また、コペンがポルシェのようなスポーツカーよりも性能をよくしたいという『下剋上』の気持ちも沸き起こります。
そのため、コペンSUVも『コペンは雪道を走れない』というイメージを払拭し、可能性を潰さないために作りました」
また、「も。ファク」では前輪駆動車であるコペンの4WD化にも成功するなど、カスタムによってさまざまなコペンのモデルを登場させています。
※ ※ ※
「も。ファク」では、コペンSUVのキットのみで約30万円、その他部品や作業料などを含め、完成までにかかる費用は約90万円でおこなっています。
また、4WDにした場合は別途100万円ほどの費用になるようです。
今後も、コペンがどのような進化を遂げ、可能性を発揮していくのかに注目です。
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みんなのコメント
面白い。
オープンのバギーみたい。
過ぎたるは猶及ばざるが如し・・・