ロールス・ロイスは、アラブ首長国連邦のドバイで開催されたプライベート・ガラ・セレモニーで、独自のビスポーク・シリーズであるそれぞれが1点ものの6台のファントム「ザ・シックス・エレメンツ(The Six Elements)」を発表した。
ハンド・ペイントによるアートワークは五大元素と人類がモチーフ
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この比類ないプロジェクトは、ロールス・ロイスの「ファントム・エクステンデッド・シリーズII」6台で構成されている。それぞれのモデルは1台ずつが異なり、世界で最も影響力のある画家の一人、サシャ・ジャフリ氏(ドバイ、ロンドン、ニューヨークを拠点に活動)のハンド・ペイントによる特別注文のアートワークが飾られている。
火(Fire)
火(Fire)
火(Fire)
火(Fire)
火(Fire)
これらの素晴らしい作品は、ファントムのフェイシア(インスツルメントパネル)の、ユニークなガラス張りの「ギャラリー」に展示されている。それぞれの作品は、伝統的な五大元素である「地」、「水」、「火」、「風」、「空」から着想を得ている。6番目の元素としての「人」は、サシャ・ジャフリ氏の代表作で、キャンバスに描かれたものとしては史上最大、公式ギネス世界記録を持つ作品「人類の旅(The Journey of Humanity)」にちなんでいる。
水(Water)
水(Water)
水(Water)
サシャ・ジャフリ氏は、このプロジェクトについて、次のように語った。
「作品を通して私は、アートの力に表現(expression)、愛(love)、共感(empathy)、意図(intention)といった本質的な要素を組み合わせ、意識が高く意志の強い人類を鼓舞し、地球にとってより希望に満ちたサステナブルな未来という共通の目標によって再びつながった世界を目指しています」
空・空気(Air)
空・空気(Air)
空・空気(Air)
このファントム「ザ・シックス・エレメンツ」は、グッドウッドのロールス・ロイス本社のビスポーク・コレクティブが、ドバイのロールス・ロイス・プライベート・オフィス専属ビスポーク・デザイナーと共同でデザインし、開発し、手作りで製作したモデルとなる。2020年末に始まった本プロジェクトは、2年の歳月を経て完成した。
そしてフェイシアの「ギャラリー」のアートワークに加えて、ロールス・ロイスの比類ない能力を反映したビスポーク要素が数多く装備されています。例えば手描きのコーチラインに施されたジャフリ氏独自のハート・モチーフや、スピリット・オブ・エクスタシーのマスコットの台座に施されたユニークなシックス・エレメンツの彫刻がある。
風(Wind)
風(Wind)
風(Wind)
ドバイのロールス・ロイス・プライベート・オフィスを拠点とするビスポークのリード・デザイナー、ミシェル・ラスビー氏は、以下のように述べている。
「ビスポークのデザイナーである私たちにとって、サシャ・ジャフリ氏のような世界的アーティストと仕事ができるのはとても光栄なことです。このプロジェクトは、アートの世界と、私たちが専門とするデザイン、マテリアル、クラフツマンシップとの間でアイデアを交換するユニークな機会であると考えました。このようにして発見と着想を共有した結果が、この素晴らしい車を見事に輝かせています」
地・地球(Earth)
地・地球(Earth)
地・地球(Earth)
ファントム「ザ・シックス・エレメンツ」は、作品およびその収益の多くをチャリティに寄付しているサシャ・ジャフリ氏と、ロールス・ロイス・モーター・カーズによる話し合いではじまった。そして、健康、サステナビリティ、教育の分野で活動する慈善団体に資金を寄付するため、作品を6台制作するというアイデアが生まれた。
そのため、それぞれの車には、ジャフリ氏のオリジナル・アートワークだけでなく独自のNFT(非代替性トークン)が搭載されており、オーナーが望めば独自に販売することもできる。NFTの取り引きの際に、デジタル・ウォレットにロイヤリティが支払われ、将来のチャリティ寄付のための資金を調達することができる。所有者は、グローブボックスに埋め込まれたビスポークのジャフリ・ハート・モチーフQRコードを使ってNFTを閲覧することができる。
お披露目に際し、このプロジェクトの第1ステージですでに当初の目標額である100万ドルを大幅に上回っていることが公表された。これら6台のロールス・ロイスはすべて、お客さまの元に届けられることが決まっている。
人・人類(Humanity)
人・人類(Humanity)
人・人類(Humanity)
人・人類(Humanity)
■サシャ・ジャフリ氏のコメント
ロールス・ロイスのチームとビスポーク・デザイナーと共にこのようなユニークなプロジェクトを立ち上げることができ、大変光栄に思っています。ロールス・ロイスのためにアーティストが制作した初のビスポーク・シリーズであるこの素晴らしい6台のロールス・ロイスのコーチラインに私の『ハート・ロゴ』が描かれ、『スピリット・オブ・エクスタシー』の台座には私が描いた6つの元素がユニークに描かれていることを、とても誇りに思います。
しかしながら私は、この一連の作品に対する興奮と関心、私たちの目的に献身するエリート・オーナーや慈善家の皆さま、そして慈善活動のための資金収集や慈善活動に対しての意識を永遠に継続するといった私の希望に最も近い、この「チャリティに積極的に取り組み続けるロールス・ロイス(the Rolls-Royce that keeps on giving)」の創造にこそ、最も充実感を感じています。
関連情報:https://www.rolls-roycemotorcars.com/
構成/土屋嘉久
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