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大幅なアップデートを遂げたアウディQ5が日本デビュー

掲載 更新 17
大幅なアップデートを遂げたアウディQ5が日本デビュー

アウディのプレミアムミッドサイズSUV「Q5」がマイナーチェンジ。エクステリアの刷新や新パワートレインの採用などを実施

 アウディ・ジャパンは2021年2月8日、プレミアムミッドサイズSUV「Q5」のマイナーチェンジを実施し、本年3月8日に発売すると発表した。

アウディが電気自動車の新型SUV「e-tron 50クワトロ」を発売。車両価格は933~1143万円に設定

車種展開は以下の通り。
Q5 40TDIクワトロ・アドバンスト:681万円
Q5 40TDIクワトロ・Sライン:739万円
Q5 45TFSIクワトロ・アドバンスト:730万円
Q5 45TFSIクワトロ・Sライン:788万円
SQ5:915万円

 マイナーチェンジしたQ5は、同車のアイデンティティをさらに明確化する目的で、内外装デザインの刷新や新パワートレインの搭載、機能装備の拡充などを図ったことが特徴である。
 まずエクステリアでは、よりフラットで幅広い形状とした八角形のシングルフレームグリルや新造形のライトシグネチャーを配したデイタイムランニングライト、台形をモチーフにしたうえで高さを増したサイドインテーク、デザインを見直したシルインサート、新アレンジのLEDリアコンビネーションライト、左右のライトクラスターを繋ぐ新しいリアのトリムエレメント、水平フィンを備えた新タイプのディフューザーインサートなどを採用。また、グレード構成としてアドバンストとSラインを設定し、アドバンストはQ8 が採用しているグリッド形状のフロントグリルにマットアルミルックの力強い垂直ラインを、Sラインはハニカムメッシュのフロントグリルや前後ダイナミックターンインディケーター、Sルーフスポイラーを専用装備する。さらに、アドバンストにはSラインの要素を加えてより魅力を高めるplusパッケージを、そして全車にAudi exclusiveによるブラックスタイリングパッケージをオプションで用意した。一方、ボディカラーについてはSラインおよびSQ5にクワンタムグレー、ウルトラブルーメタリック、ディストリクトグリーンメタリックを新規に設定している。

 内包するインテリアは、軽快なタッチとファーストクラスの品質を高度に融合させたことがトピックだ。水平基調の内装デザインは、広々とした明るい雰囲気を創出。また、彫刻的な造形のエレガントなトリムインレイが、ダッシュボードの上部セクションと下部セクションをシックに分割する。機能面では、最新のインフォテインメントシステムMIB3を初採用。10.1インチにサイズアップしたセンタースクリーンはタッチパネル式となり、操作性の向上を図るとともによりシンプルでクリーンなデザインを実現した。また、「Hey Audi」と呼びかけるだけで音声入力が開始され、自然な言葉によって目的地の入力やエアコンの温度設定などが可能。ネットワーク接続は、物理的なSIMカードではなくeSIM を用いて行う仕組みとする。さらに、アドバンストにはアーティフィシャルレザーのドアアームレストおよびセンターコンソールやリアシートヒーターなどで構成するラグジュアリーパッケージを設定した。

 パワートレインに関しては、40TDIクワトロに1968cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/3800~4200rpm、最大トルク400Nm/1750~3250rpm)を、45TFSIクワトロに1984cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力249ps/5000~6000rpm、最大トルク370Nm/1600~4500rpm)を搭載。2機種ともにベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを組み込み、機能的なマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を構成する。また、効率をより高めたAWDクラッチ付quattro四輪駆動システムは7速Sトロニックトランスミッションと組み合わせ、システムが4WD走行を不要と判断したときには、AWDクラッチによりプロペラシャフトとリアデファレンシャル内のデカップリングクラッチによりリアドライブシャフトをそれぞれ切り離すことで前輪のみにトルクを配分。コースティング (惰力走行)時にはエンジンを完全停止するなど、燃料消費量を抑制しながら快適なドライビングを具現化した。

 運転支援機能の充実ぶりも見逃せない。0km/h~約250km/hの速度域で前方車両との車間距離を自動的に調整するアダプティブクルーズコントロールや高速道路など約65km/h~250km/hまでの速度域で車両が走行レーンを越えないようにドライバーをアシストするアウディアクティブレーンアシスト、追い抜かれる際の死角を監視するアウディサイドアシスト、ターンアシスト、エグジットワーニング、リアクロストラフィックアシスト、サラウンドビューカメラ、パークアシストといった先進システムを標準で装備。また、周囲のクルマや歩行者を感知して衝突の危険がある場合は警告し、緊急時には自動でブレーキを作動させて衝突被害を軽減するアウディプレセンスシティ、危険を察知するとシートベルトの拘束力を強めるなど乗員の保護に必要な各機能が自動的に作動するアウディプレセンスベーシック、リアバンパーに装備したレーダーセンサーが後方から接近するクルマや自転車などを監視するアウディプレセンスリアも標準で組み込んだ。

 高性能バージョンのSQ5については、外装にアルミニウムルックインサートを施したSモデル専用のハニカムメッシュシングルフレームグリルや次世代のOLED照明テクノロジーを組み込んだマトリクスOLEDリアコンビネーションライト、5ツインスポークスターデザイン コントラストグレー 8J×20アルミホイール+255/45R20タイヤなどを、内装にダイナミカ/レザーのコンビネーション表皮シートやアーティフィシャルインテリアレザー(ドアアームレスト/センターコンソール)、デコラティブパネルカーボンアトラスなどを標準で装備。パワーユニットには2994cc・V型6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力354ps/5400~6400rpm、最大トルク500Nm/1370~4500rpm)+8速ティプトロニックトランスミッションを搭載する。また、駆動機構には機械式センターディファレンシャルを組み込むquattro四輪駆動システムを、懸架機構にはダンピングコントロールSスポーツサスペンションを採用した。

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みんなのコメント

17件
  • 同一人物のイヤミ連投か!
  • デザインと実用性、サイズはq3の方がいい
    4500/1800程度のサイズ回転5.4は日本向き
    q5も全長こそ短め4700程度だが横幅が1900と日本では致命的サイズ
    駐車場に停めると満足にドワを開けれないし柱が有るような所では停めにくい
    q5を買うならq3にオプション増した方が良い
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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