アゲ系もいいが王道の車高短スタイルも外せない
ここ数年のアウトドア&キャンプブームの波は軽トラ業界にも確実に押し寄せてきている。マッドタイヤを履いたリフトアップや、パイプフレームを駆使してその上にテントを備えたオーバーランダーなども見かけるようになってきた。しかし、忘れてはならないのが軽トラでの車高短。もはや文化といえるほど浸透しているスタイルだ。北陸・富山の地で3年ぶりに開催されたオフ会「TOYAMA K-truck Meeting」においても、やはり車高短軽トラは多くエントリーしていた。
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そんな中、一見して昭和の薫り漂う「マユゲ」付きのダイハツ「ハイゼット」を発見したので直撃してみた。この中身を知ったアナタは絶対に欲しくなるはずだ!
現行車をも昭和スタイルに変更するボディキットにひと目惚れ
「軽トラで車高短を作ってみたかった」
そんな簡単な理由からキュートな1台を仕上げたオーナーのFさん。仕事車としてもう1台「エブリイバン」を所有していることから、時間を気にせず、楽しみながら仕上げていったという。
「ハイゼット6代目のS65風に変身できる、JET★GOGOのボディキットにひと目惚れしました。偶然にも設定のあるS200系を所有していたので、あとはカスタム費用を確保することに集中したのです」
カスタムのテーマは、「昭和スタイルの車高短。ただ仕上げていくにつれ、ステッカーや足まわりなどの雰囲気がJDMに寄っている気が……(笑)。それも好きだからいいんですけどね」
「JET★GOGO」を取り扱っているのは、大阪に店を構えるガレージイルだ。S200系やS500系、さらにハイゼットカーゴなどを、「マユゲ」ウインカーの愛称で知られるS65系ハイゼットや「アトレー」フェイスに変身するキットをリリース。同ブランドからはほかにも、JB74W型スズキ「ジムニーシエラ」をレトロ風にイメチェンするなど、ファニーなスタイルに変身するキットがユーザーに支持されている。
やんちゃ好きが高じて単車を彷彿とさせるアクセルグリップを投入
ボディキットの取り付けは、キットを製作するガレージイルに依頼したそう。鉄チンホイールのワイド加工(8.75J×12インチ)も、個人ではできないため外部に発注。それらに費用がかかる分、そのほかはDIYにてスタイルアップに努めている。例えば足まわり。車高調やリーフドロップキットなどは自身で組み付けている。昭和風なビス止めオバフェンを装着しつつも、アウトリップでJDMなあしらいに。
注目したいのが、インパネからひょこっと飛び出したバイク用を流用したスロットルだ。
「足元のワイヤーに噛ませて、ペダルもスロットルもアクセルとして両方機能するようにしてます。遊びで付けてみました」
実際にブイブイいわしている姿は、バイク乗りのそれを彷彿とさせてくれた。
ドア内張りはスエード生地を使用し、DIYにてキレイに張り替えられている。今冬も自宅ガレージにて進化予定とのことなので、今春の進化した姿が楽しみだ。
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みんなのコメント
公道を走るつもりならしっかりと構造変更届けして法律を遵守した状態にしてくださいよ。