ベントレー旗艦店がコーンズ新本社ビルに
撮影:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)
【画像】首都高C1から見えるコーンズのショーケース&ベントレー新店舗【隅々まで見る】 全91枚
コーンズ・モータースが、英国の高級車ブランド「ベントレー」の販売拠点「ベントレー東京 芝ショールーム」を移転オープンした。
日本で最も古い公園の1つである芝公園の南側に位置し、首都高速1号羽田線「芝公園出入口」のそばに立地するという好ロケーションだ。
3つのフロアにまたがる店舗は、ベントレーのショールームとして東日本最大級となる総床面積623.5平方メートルを誇り、新車、認定中古車(サーティファイド・バイ・ベントレー)を最大8台展示することができる。
じつは本店舗は、経営母体であるコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの新本社ビルの1階から3階に開設された形だ。
3階フロアには、首都高速を走るクルマから望める「ショーケース」が設けられている。
その時々でタイムリーなモデルを展示するほか、夜にはライトアップされて、コーンズが扱うブランドのアピールを図っていくという。
マリナー・バトゥールが展示中
顧客を迎えるのは、最新CIを反映したホワイトを基調とするインテリア。ラウンジスペースを2か所、さらにコンフィギュレーション・ルームを設け、カスタマーがゆったりと寛げる空間を用意した。
グランドオープンを迎えるこの週末。ショールームには世界限定18台のマリナー・バトゥール(写真)や、新モデルのベンテイガEWB(エクステンデッドホイールベース)が展示されていた。
2022年、ベントレーの世界販売台数は、当時最高であった一昨年を上回る1万5174台となり、高級車市場を牽引し続けている。
ベントレー日本法人に関しては、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、札幌、広島、福岡に正規販売店を構え、昨年度は644台と過去最高のセールスを達成。同社は、「本年度はベンテイガEWBのデリバリーも始まり、昨年を大幅に上回る販売台数を達成できると期待しております」としている。
東京エリアのベントレー販売の約半分を支えるというコーンズ。新ショールームのオープンで英国の高級車ブランドの躍進がさらに加速することになるだろう。
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