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かゆいところに手が届く! 「おもてなし」感ハンパない国産車5選

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かゆいところに手が届く! 「おもてなし」感ハンパない国産車5選

 遡ること約8年前、滝川クリステルさんの五輪招致プレゼンテーションで大きな話題になった「O・MO・TE・NA・SHI(おもてなし)」。

 たしかに“おもてなし”は世界に誇る日本独自の文化であり、実はその精神は日本車に相通じる部分も多かったりする。そこで、ここでは人気のSUVに話題のEV、さらにはおもてなし感があって当たり前の高級車に至るまで、かゆいところに手が届くおもてなし感がハンパない5台を厳選して紹介しよう。

「今年のクルマ」決定!! …でも選ばれると売れないという声も…過去5年のイヤーカー中古車事情

文/FK、写真/スバル、トヨタ、日産、ホンダ

[gallink]

飛行機のファーストクラスをも超える!? アルファードの快適居住空間

「大空間高級サルーン」という開発コンセプトどおり、車内は豪華そのもの。なかでも新グレード「Executive Lounge」は、航空機のファーストクラスの雰囲気

 高級車の新しい概念を創造したアルファードこそ、贅を尽くしたおもてなしの精神をそこかしこに感じる1台ではないだろうか。

 「豪華・勇壮」をテーマに2015年1月に登場した3代目の現行モデル中、とくに注目なのは最上級グレードのExecutive Loungeだ。

 くつろぎの空間である後席を重視したExecutive Loungeは傷の少ない良質の原皮を使用して塗装の膜を薄く丁寧になめすことで皮本来の柔軟性や風合いを引き出すプレミアムナッパ本革シートの採用をはじめ、伸ばした脚をゆったりと受け止める電動伸縮調整が可能なパワーオットマン、3D木目調パネルや金属調素材をあしらった格納式テーブルといった至福のひとときをもたらす装備が充実。

 他にも快適温熱機能とベンチレーション機能を兼備したフロント&セカンドシート、13.3インチリアシートエンターテインメントシステム、アームレスト格納式集中コントロールスイッチ、ウォークインレディスイッチなど、そのおもてなしぶりは枚挙に暇がない。

 一度乗ってみれば理解していただけるだろうが、広くてゆったりした快適すぎる乗り心地は飛行機のファーストクラス並み、と言っても過言ではない。

キックスの特別仕様車はアクティブなアウトドア派のアナタにピッタリ!

総合アウトドアメーカーのコロンビアスポーツウェアジャパンと日産が共同企画した特別仕様車。ベースは、Xグレードで、車両本体価格は、297万円也

 空前のアウトドアブームに沸く昨今、そんな世相を反映するかのように2021年11月2日にキックス コロンビアエディションが限定500台で登場。

 日産が総合アウトドアメーカーのコロンビアスポーツウェアジャパンと共同企画したこの特別仕様車もまた、アウトドアユーザーに対するおもてなしがハンパない。

 精悍さを演出するブラックスタイルパッケージを装備したエクステリアもさることながら、それ以上に目を惹くのがこの特別仕様車だけに与えられたインテリアのオリジナルアイテム。耐水性に優れた305デニールのCORDURA(R)fabricを使用したラゲッジシート、シートバックポケット、フロントシートエプロンは生地に防水加工が施されていることもポイントで、アクティブなアウトドアシーンで活躍すること間違いナシ。

 また、コロンビアの代表的なプロダクトとして知られるマルチポケットフィッシングベストを彷彿とさせるシートバックポケットは大小のポケットが配されていて使い勝手も抜群だ。

 熱を放射して車内の温度上昇を抑えるRadi-Cool社製の放射冷却技術を採用したサンシェードも真夏のアウトドアシーンで重宝するだろう。

眼前に広がるHonda eの5つのスクリーンは見た目のインパクトも強烈!

バッテリー容量は35.5kWh、最大出力154ps、最大トルク32.1kgと、かわいらしい見た目とは裏腹の強心臓。最先端の技術が惜しみなく投入されたホンダeはおもてなし度100%のお買い得車

 ホンダ初の量産EVとして話題を呼んだHonda e。未来を見据えた次世代モビリティだけあって見どころは多いが、なかでも世界初となる5つのスクリーンを水平配置するワイドビジョンインストルメントパネルは壮観のひと言! 

 8:3の横長ディスプレイを活かして6つのアイコンからアプリが起動できたり、アプリの使用履歴が表示できたり、運転席側のアプリを助手席側で立ち上げることができたり、運転席側ではナビのルート検索を表示しながらも助手席側では好きな曲を探すふたり同時操作ができたり、会話の流れを理解しながら行きたい場所へ案内してくれたり……ここでは説明しきれない至れり尽くせりの機能が満載されているのだ。

 また、Honda eでは多数の純正アクセサリーも設定されるが、暗闇でも自車位置の確認が容易な“おもてなしフォグライトシステム”(取り付けには1万1000円+工賃が別途必要)はとくに秀逸な装備。

 乗車時はキーレスエントリー操作で解錠するとフォグライトが一定時間点灯し、降車時もエンジンスイッチオフに連動してフォグライトが一定時間点灯する便利な逸品はおもてなし精神に溢れていると言わざるを得ない。

オデッセイのスライドドアはMr.マリックばりのハンドパワーで開閉が自由自在!?

2020年11月のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインも刷新。厚みのあるフードと大型グリル、薄型のヘッドライトを採用することで、押し出しの強いフロントフェイスへと進化した

 今では徐々に採用されつつあるハンズフリーのオートスライドドア。しかし、2020年11月にマイナーチェンジしたオデッセイでは、少々趣向を凝らしたジェスチャーコントロール・パワースライドドアをリア両側に採用して話題に。

 これは、ドアノブにいっさい触れることなく、リアのスライドドアに浮かび上がる“流れる光”に手をかざすことでドアが開閉できる国内初採用のシステムだ。

 しかも、スマートキーを携帯していれば両手がふさがっていてもヒジで操作できたり、ドア開閉中に光の点灯部をタッチすれば動きを停止・再開閉させることができる優れモノ。光の演出とジェスチャー操作による新しい体験はエンタメ要素もあって楽しいこと請け合い!? 

 他にも1列目左右席とリア席の3つのゾーン各々で好みの温度設定が可能なプラズマクラスター技術を搭載したトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナーや、スマートキーを携帯していればスライドドアが開いた状態でもロックボタンを押すことでドアクローズ後の施錠予約が可能な予約ロックといったオーナー&同乗者にやさしい便利な機能も搭載されている。

歩行者の保護にも配慮したインプレッサの衝突安全技術

新世代プラットフォームを採用した5代目。衝突時のエネルギー吸収量は先代の1.4倍となり、乗員保護性能が向上。乗員保護装備に注力したインプレッサは究極のおもてなし車と言えるだろう

 2016年12月に発売された5代目インプレッサでは、国産初の歩行者保護エアバッグを標準装備。同車では衝突によるキャビンの変形防止を目指した新環状力骨構造ボディと衝突安全ボディとの相乗効果で世界トップレベルの衝突安全性能を実現しているが、インプレッサではそれだけにはとどまらず、世界的に歩行者の死亡事故が多い日本の交通環境に即した歩行者保護エアバッグを採用。

 これは、バンパー内のセンサーが歩行者との衝突を検知した際にピラーやフロントガラス下部など硬いパーツを覆うようにエアバッグが展開して歩行者への衝撃を緩和するもの。安全性を大きく向上させる歩行者保護エアバッグを普及しやすいシンプルな構造で実現したことが評価され、第68回自動車技術会賞で“技術開発賞”も受賞している。

 また、デュアルSRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグの7つの乗員保護エアバッグも装備。同社初の量産車として知られるスバル360の時代から、クルマが持つべき基本性能のひとつに“安全”を唱え続けてきたスバルならではの安全装備といえるだろう。

 何をもって“おもてなし”と感じるのか? 誰に対して“おもてなし”をするのか? その感じ方や捉え方は十人十色だが、今回紹介した5台に限らず、イマドキのクルマであれば“おもてなしの精神”が感じられる機能や装備は必ず存在するので、あなた自身でお気に入りのクルマの“おもてなし感”を見つけるのも楽しいかも?

[gallink]

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みんなのコメント

1件
  • ホンダから出ていたS-MX、痒い所に手が届く!的なクルマの元祖と言えるかも。
    車中泊するのに便利なフルフラットになるシートアレンジは、時として車中でナニする方々の支持も厚かった。
    ティッシュ置き場が塩梅いいところにあり、これぞ本当に痒い所に手が届くクルマと言えたのでは?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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