ランボルギーニは、来季から世界耐久選手権(WEC)ハイパーカークラスとIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスに投入予定のLMDh車両を、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)で7月13日(木)に公開することを明かした。
このLMDh車両は、ランボルギーニのモータースポーツ部門スクアドラ・コルセが全面的に開発した初のレーシングエンジンを搭載。90度のバンク角が付けられたV8ツインターボエンジンに、LMDh規定で定められている標準ハイブリッドシステムを組み合わせる。ハイブリッドシステムには、ボッシュ製のMGUや、ウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング製のバッテリーパックがなど採用されている。
■ランボルギーニ、LMDhデビューとなる2024年のル・マンは2台体制を目指す
パワーユニット全体の最高出力は、規定で定められている480~520kWのちょうど中間となる500kW(680PS)で、最高時速は340km/hに達するという。
LMDh車両は次世代LMP2シャシーをベースとし、ランボルギーニはシャシーサプライヤーにリジェを選択。共同でマシン開発を進めてきた。
車両サイズは全長5100mm×全幅2000mm、ホイールベースは3148mm。車重はLMDh車両の規定で定められている最低重量である1030kgとなるようだ。
WECハイパーカークラスには、トヨタやフェラーリ、プジョーなどのル・マン・ハイパーカー(LMH)勢に加えて、ポルシェとキャデラックがLMDh勢として参戦中。来季からはランボルギーニに加えてアルピーヌやBMWもLMDh車両を投入予定となっている。
IMSAのGTPクラスにはBMWやポルシェ、キャデラック、アキュラがLMDh車両で参戦しており、ここにランボルギーニも名を連ねることになる。
ランボルギーニはLMDhプログラムの開発ドライバーに、長年ファクトリードライバーを務めてきたミルコ・ボルトロッティとアンドレア・カルダレッリ、そして元F1ドライバーのロマン・グロージャンやダニール・クビアトを選出し、LMDh車両の開発を進めてきた。
ランボルギーニのLMDhファクトリーチームを運営するのはアイアンリンクス。近年はフェラーリのGTプログラムを運営してきたが、2023年からランボルギーニ陣営に本格スイッチしており、グロージャンは1月のデイトナ24時間レースでアイアンリンクスの『ウラカンGT3 EVO2』をドライブしている。
LMDhプログラムに関する声明でランボルギーニは以前、フォルクスワーゲン・グループ傘下のブランドとして、ラテン語で”雄牛の心臓”を意味するCor Tauriと呼ばれる戦略のもと、市販車領域におけるハイブリッド化を推進していくと強調。「ハイブリッド推進を目指しモータースポーツの世界に足を踏み入れることは、ランボルギーニのハイブリッドへの移行と完全に一致する」と述べていた。
なお、LMDhが公開されるFOSでランボルギーニは、『レヴエルト』や『ウラカン・ステラート』『ウラカン・テクニカ』『ウラカンSTO』『ウルス・ペルフォマンテ』と最新の市販車も展示予定。ヒルクライムではレヴエルトとウラカン・ステラートが出走予定だ。
展示される市販車の中でも注目はレヴエルト。『アヴェンタドール』に代わるランボルギーニの次世代フラッグシップモデルとして、自然吸気6.5リッターV12エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ、パワーユニット全体で746kW(1015PS)を発生させる。
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