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2019年5月17日、トヨタ新型「スープラ」の日本仕様が販売開始された。17年ぶりの復活である。
トヨタらしかぬスポーツカー、だから魅力バツグン!──新型スープラ試乗記
1978年発売の初代(日本名はセリカXX)からかぞえ5代目になる新型スープラは、これまでとおなじFRレイアウトを継承。さらに、トップグレードが搭載するエンジンも直列6気筒を継承した。
ちなみに、今回の新型スープラは、ドイツ・BMW社との包括提携(2012年6月29日締結)による初の商品だ。現行のBMW「Z4」と多くの部分を共有する。
くわえて生産は、オーストリアにあるマグナ・シュタイヤー社の工場でおこなわれるという。
新型スープラのボディは全長×全幅×全高:4380mm×1865mm×1290mm。エクステリア・デザインはロングノーズ・ショートキャビンシルエットである。
また、ヘッドランプの位置を車両内側に寄せることで、フェンダーのボリュームを強調する。これは、かつての「2000GT」や先代スープラも使った手法という。
ホイールベースは、2シーターに割り切った結果、4人乗りの「86」より100mmも短い2470mmを実現した。さらに、ホイールベースとトレッドの比は1.55であり、優れた回答性に寄与するそうだ。
また、重心高にもこだわっており、水平対向エンジン搭載の86より低いという。前後重量バランスは50:50だ。
搭載されるエンジンは2.0リッター直列4気筒ターボエンジンおよび3.0リッター直列6気筒ターボエンジンの2種類。いずれもトランスミッションは8ATが組み合わされる。
2.0リッター直列4気筒ターボエンジンはチューニングの異なる2タイプから選べる。ベースグレードの「SZ」に搭載される標準仕様は最高出力197ps/4500rpm、最大トルク320Nm/1450~4200rpm。高性能版グレードの「SZ-R」に搭載されるのは最高出力258ps/4500rpm、最大トルク400Nm/1450~4200rpm。
3.0リッター直列6気筒ターボエンジンはトップグレードの「RZ」に搭載される。最高出力340ps/5000rpm、最大トルク500Nm/1600~4500rpmを発揮する。
サスペンションは新設計だ。フロントのサスペンションとサブフレームはアルミニウム製で、前後重量配分の適正化に寄与するという。
なお、RZおよびSZ-Rには走行性能を高める装備がいくつか備わる。
ひとつは「アダプティブバリアブルサスペンションシステム」だ。これにより、走行モードや路面状況に応じて4輪のショックアブソーバーの減衰力を最適に制御。走りと乗り心地を高次元で両立するという。
もうひとつは「アクティブディファレンシャル」だ。VSC(車両安定性制御システム)と連携し、電子制御多板クラッチによって、後輪左右間のロック率を0~100の範囲で最適制御し、高いコーナリング速度と安定性を実現するという。
インテリアは、BMW車で使われる部品が多く使われ、トヨタ車の雰囲気とは異なる。ただし、、ひとつ前の世代のBMWで使われている部品がほとんどだ。
メーターパネルは8.8インチ高精細カラーモニターだ。タコメーター、シフトインジケーターなどスポーツ走行時に必要な情報をセンターに集約する。
シートは、腰部を中心に身体を保持するよう、ホールド性にこだわったという。
先進の予防安全技術は全車標準だ。昼間の歩行者にくわえ自転車の運転者も検知し、衝突回避支援または被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)や、ブラインドスポットモニター、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などを備える。
さらにオプションで「TOYOTA GAZOO Racing Recorder」と呼ぶデータロガーを装着出来る。アクセル、ブレーキ、ステアリング、シフトポジションといったドライバーの操作系の情報、車速、エンジン回転数、加速度などの各種センサーの値、および車両位置と方位情報をSDカードへ記録する。記録した情報は専用アプリの「GAZOO Racing Data Viewer」で見られる。
新型スープラの価格はエントリーグレードのSZが490万円、SZのチューニング違いのエンジンを搭載するSZ-Rが590万円、そしてトップグレードのRZが690万円だ。
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