●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
群馬県前橋市に新たなレジャースポットが!バス釣りが楽しめる管理釣り場『BRGD POND(ブリゲードポンド)』が4月29日にオープン
スバル
WRX S4
価格:400万4000円~482万9000円
・最新購入情報
車両本体目標値引き額:18万円
納期の目安:2~3か月
リセール予想:B+
スバル車らしく納期は早めで、遅くとも3か月で納車が期待できる。競合相手としてはホンダ・シビックタイプRがあるが、最も効果的なのはスバルを噛み合わせる同士競合。居住地が県境に近いユーザーは、隣県のスバル販売店の争いを煽るのがオススメだ。ちなみにリセールの強さもスバルの中ではトップクラスだ。
―― アグレッシブをテーマに、ハイパフォーマンスカーらしい迫力感を巧みに注入したスタイリング。 [写真タップで拡大]
【グレード選び】走り重視ならば、電制サス仕様のSTIスポーツ Rがオススメ
2021年11月にデビューした現行型は、最新設計の2.4Lターボ(275PS/38.2kg・m)やリニアトロックを大幅強化したパフォーマンストランスミッション、最新制御のシンメトリカルAWDといった「WRX」のビックネームにふさわしい本格メカニズムを採用。走り自慢が揃うスバル車の中でも1ランク上を主張する高性能スポーツセダンに仕立てられている。
グレード構成はコンペショナルなバネサス仕様となる「GT-H」と「GT-H EX」の2タイプ、電子制御サス(電制サス)仕様となる「STI スポーツR」と「STI スポーツR EX」の2タイプの合計4つを用意。EXは11.6インチの縦型センターディスプレイと12.3インチのフル液晶メーター、上級アイサイト(アイサイトX)が奢られる上級仕様という位置づけだ。
―― 2.4L水平対向4気筒ターボは現行スバル最強のパワーユニット、トランスミッションは駆動伝達系を強化した上級CVTにアップデートされる。電子制御サス仕様は、走行モードを切り替えることでスポーティからコンフォートまで走りの味を変化させることができる。 [写真タップで拡大]
まず最初に検討したいのは、バネサス仕様か? 電制サス仕様か? という問題。現行レヴォーグから導入が始まったスバルの電制サスは、加速度センサーで検知した路面状況情報に応じて、ダンパーの減衰力をリアルタイムで最適化する新世代のサスペンション。サスの味付けを変化できるドライブモードを活用することで、乗り心地重視もしくは操縦安定性重視とクルマのキャラクターを大きく変貌させてくれる。
WRX S4ではSTIスポーツ系にしか採用されていないが、バネサス仕様とは一線を画す走りは大きな武器。GT-HとSTI スポーツRの価格差はおおよそ40万円になるが、支払う価格以上の価値がある。
―― キャビンの雰囲気はスポーティ&プレミアム。ドライブモードをコンフォートにセットすれば、快適なロングドライブも楽しめる。 [写真タップで拡大]
―― EX仕様には11.6インチのセンターディスプレイが標準装着。ナビや各種車両情報が集中コントロールされる。 [写真タップで拡大]
もうひとつのポイントは、標準仕様とEX仕様の選び分け。EX仕様のインパネのセンターコンソールに配置される11.6インチの専用センターディスプレイは、この先のスバル車に標準搭載されていく最新の車載システム。標準仕様はオーディオレスでお好みのナビシステムを導入できる利点もあるが、キャビンデザインとの一体感は間違いなくスマートにセンターディスプレイが配置されるEX仕様が勝る。
さらにEX仕様は、高速道路上でドライバーの負担を大きく軽減するアイサイトXが標準装備されることも強み。スポーツセダンでありながらプレミアムな雰囲気も体感できる。STI スポーツR(438万9000円)とSTI スポーツR EX(477万4000円)の価格差は40万円弱。追加される装備機能を考えればEX仕様は割高とはいえない。
本誌としては、伝統モデル「WRX」の魅力を最も楽しめるSTI スポーツRがオススメ。EX仕様まで必要かどうかは、ユーザーの予算次第で判断すればいい。
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みんなのコメント
SUVみたいな腰高感とチープ感がね
先代はスポーツセダンとしてまとまったデザインだったのに