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R32GT-RとNAロードスターを持っていてもまだ足りない! 【あのとき買っておけばと後悔しているクルマ 藤田竜太編】

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R32GT-RとNAロードスターを持っていてもまだ足りない! 【あのとき買っておけばと後悔しているクルマ 藤田竜太編】

 この記事をまとめると

■業界に35年以上身を置いているライターがいまでも欲しいスポーツカーをピックアップ

日本に1台だけのアルファロメオ! ポルシェ959が500万円! 【あのとき買っておけばと後悔しているクルマ 石橋 寛編】

■1990年代から2000年台前半まではのちに伝説になるような高性能マシンが多かった

■スポーツカーは中古になると高騰する場合が多いので早めに手にするのが吉だ

 業界人がいまでも欲しいと思う国産スポーツモデル

「わが生涯に一片の悔いなし!!」。

 漫画『北斗の拳』のラオウの名台詞だが、自動車メディアに身を置いて約35年……。正直、クルマ選びで迷ったり後悔したことはあまりない。基本的にクルマは買い換えより、買い足し派だったというのもあるが、事情が許せば(主に懐事情)欲しかったクルマはいくつかある。

 その筆頭は、ホンダNSX(NA1)。

 平成元年からはじまる、国産スポーツカーに一番勢いがあった時代、もっとも惹かれたのはスカイラインGT-R(R32)とユーノスロードスター(NA6)、そしてNSXだった。R32は1992年に60回ローンで新車を購入。ロードスターとともにいまでも所有しているが、NSXは買えなかった。

 スタイリングがミッドシップのスーパースポーツとしてはちょっとおとなしかったのと、V6横置きエンジンがちょっと妥協した感があったが、ハンドリングの良さは突出していたし、C30Aエンジンは速く、気持ちのいいエンジンだった。

 ゴードン・マレーも「NSXはクルマにおける金字塔」と評し、マクラーレンF1の開発時、NSXをベンチマークにしたというのは有名なハナシだが、やっぱり国産車で世界の頂点を極めたといえた数少ないクルマがNSXだと思う。中古車が400万円ぐらいで出まわっているときに買っておくべきだった……。

 あの当時はいまでは作れない至宝だらけだった

 もう1台はホンダS2000(AP1)。

 オープンカー好きというのもあるが、F20Cエンジンは間違いなく傑作エンジンで、パワフルで気持ちよく、ホンダでなければ作れなかったエンジンだろう。そしてFRだったのも大きな魅力。オープンカーなのに筋肉質で、シャシーに“タメ”がない感じで少々ピーキーな面もあったが、いまでも魅力的だし、生産中止になったら、中古車価格が高騰するだろうな~と思っていたところ、そのとおりになった。

 色気がちょっと足りないし、荷物もロードスターより積めないが、重量バランスは独特で、ハンドリングもエンジンもレーシングカー的なレスポンスを誇る。年数が経ってもスポーツカーらしさがずっと味わえるいいクルマだと思う。

 あともう1台挙げるとすれば、三菱のランサーエボリューションIXのMR。

 ランエボは電子制御満載の特殊なクルマ。ACDやスーパーAYC、スポーツABSが複雑なロジックで重なり合って、不自然ともいえるコーナリングをするが、それを理解して割り切って乗れば、速いし面白いともいえる。

 電子制御だけでなく、アルミルーフやレカロシート、ブレンボのブレーキ、ボルテックスジェネレーターなどの空力、MIVEC付きのエンジンにチタンマグタービンなど、“全部乗せ”ともいえるクルマが、あのサイズ、あの重量、あの値段で発売されていたのだからある意味驚き。実用性も高いし、もうあぁしたクルマは出てこないだろう。そんなランエボ(4G63を積んだ)の集大成がエボIXMRなので、歴史的1台として所有していても良かったかなと。

 そのほか、輸入車ではBMW M3(E46)とか、Mクーペとか、ポルシェ968とか、起亜(キア)ビガート(2代目ロータスエラン FFだが新車で250万円だった!)も食指が動いた!?

 純内燃機関車のクルマ終活が話題になりはじめている昨今だが、このところ、ある日急に「新車の受注終了」なんてニュースも流れてくる。それゆえ、欲しいクルマがあれば迷わず買っておかないと、これからは後悔することになるかもと、気を引き締めているところだ。

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みんなのコメント

25件
  • S660やコペンも将来貴重なクルマになっていくだろう。
    純内燃機関スポーツカーを所有しているなら大切にした方がいい。
  • S2000はいいクルマだったぞ、オープンカーとは思えない程の剛性感があったな。
    2.2Lになってからは下のトルクも増えて乗りやすかったし、今考えるとめちゃくちゃ安かったと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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