■次期型アクアは2021年7月下旬に発売か
2021年初夏にトヨタの5ナンバーコンパクトカー「アクア」が約10年ぶりにフルモデルチェンジするのではないかといわれています。
現行モデルは、国内市場で2011年に登場した後、2021年3月時点までに155万台以上の販売台数を記録するなど多くのユーザーから支持されています。
では、ユーザーは次期型モデルに対して、どのような要望があるのでしょうか。
現行モデルは、1.5リッターガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド専用車です。
2021年で発売から約10年経ちますが、これまでもさまざまなマイナーチェンジや商品改良がおこなわれました。
最近では、2019年に駐車支援のパノラミックビューモニターを装備し、安全性がより強化。2020年8月には、一部グレードにて「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」を標準装備しています。
また、エントリーモデル的な立ち位置となるアクアのユーザー層を広げる意味もあり、クロスオーバー仕様やスポーティ仕様といったグレードを設定。
さらに、所有するハードルを下げる試みとしては、トヨタが展開するサブスクリプションサービス「KINTO」では、専用カスタマイズが施された「アクア S“KINTOツーリングセレクション”」というモデルも登場しました。
そんなアクアですが、次期型モデルはどのようなカタチで登場するのでしょうか。
2021年3月現在、トヨタ販売店には詳細な情報は入っていないといいますが、現行モデルで弱点とされていた「室内空間の狭さ(とくに後席)」や、2020年2月に発売された「ヤリス」(ハイブリッド車)が登場したことによる「コンパクトなハイブリッド車という立ち位置の変化」が次期型モデルに反映されるのではないかといわれています。
とくに、後席の居住性に関してアクアは「狭い」という声が挙がっていたほか、新たに登場したヤリスの後席も居住性が良いとはいえません。
一方で、ライバルとなるホンダ「フィット」や日産「ノート」は同クラスながら後席の居住性はある程度確保されています。
今回、くるまのニュースではSNSにて「次期型アクアに希望するもの」というアンケートを実施しました。
その結果、次期型モデルの価格面については、近年の新型車はさまざまな先進装備や技術が搭載されるため、価格が上昇する傾向にあるものの現行モデル並み(約192万円から)を希望する声が最多となりました。
一方で、低燃費をウリとしているアクア(WLTCモード:29.8km/L)ですが、最近ではヤリス(ハイブリッド車)が36.0km/Lという世界トップクラスを記録していることもあり、ヤリス同等を求める声も挙がっています。
そして、パッケージ面では「後席や荷室の広さ」を挙げるユーザーが多くなりました。
これらの希望理由について、回答したユーザーは「安価でハイブリッドを買えるポジションでいてほしい」、「プリウスのコンパクトバージョンとして、最高の燃費を期待します」、「アクアは燃費優先の立場のクルマなので、そこをとことん追求したうえで利便性の高さやスポーティさを求めたい」といったコメントがありました。
■次期型アクアはヤリスとの棲み分けをどうするのか
今回のアンケートでは、多くのユーザーからは「キープコンセプトではヤリスとの棲み分けが難しすぎる」、「ヤリスの出来が良いので棲み分けが難しいでしょうね」、「ヤリスと差別化する為に、電動パーキングは必須」というように、ヤリスとの立ち位置に関するコメントが寄せられています。
前述のように現行モデルのコンセプトを継続するとヤリス(ハイブリッド車)と立ち位置が被ることになり得ます。
では、販売現場ではどのような考えがあるのでしょうか。複数の販売店は次のように説明しています。
・東北地方の販売店
「現行アクアには4WDの設定がありません。代わりにヤリスにはガソリン車/ハイブリッド車共に2WDと4WD(E-Four)が設定されています。
やはり降雪地域では、4WDへの関心が高いこともあり、次期型アクアに設定がされるという話もありますが、あれば売りやすくなると思います」
・首都圏の販売店
「現時点でヤリスが好調です。アクアに関してもかつてより勢いはありませんが堅調です。次期型アクアに関しては、ヤリスと差別化するために高級志向に変わるという話もあり、もしそうであればいまのトヨタラインナップにない仕様ですので、期待しています」
・九州の販売店
「現時点で次期型アクアに関する情報は2021年7月下旬に発売になるということしか分かっていません。フルモデルチェンジということで、これまでのアクアのウリであった燃費はさらに向上すると思います。また、ヤリスとの差別化もおこなわれると思います」
※ ※ ※
今後、次期型モデルの登場に向けて現行モデルのオーダーストップかつ生産終了、次期型モデルのティザー開始、先行予約という流れになると予想され、かつてのN0.1コンパクトカーがどのようなカタチで登場するのか、続報が待たれます。
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