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新型「コンパクトミニバン」発表! アウトドアデザイン×2列3列採用!? ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」を比較した人の声とは

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新型「コンパクトミニバン」発表! アウトドアデザイン×2列3列採用!? ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」を比較した人の声とは

■どっちも気になる… コンパクトミニバンに対する声

 2024年6月28日より、ホンダから新型「フリード」が発売されました。

【画像】「えっ…!」何が違う? 新型ミニバンを見る!

 ホンダ販売店には、最大のライバルとなるトヨタ「シエンタ」と比較して、どのような声が届いているのでしょうか。

 コンパクトミニバンとして人気を博しているフリードですが、双璧をなしているのがトヨタのシエンタです。
 日本自動車販売協会連合会の統計によれば、2023年度の乗用車の販売台数はシエンタが全体3位、フリードが全体10位となっており、どちらも国内で高い需要を発揮しています。

 フリードは2008年に誕生し、2016年に2代目が登場。そして、今回8年ぶりとなるフルモデルチェンジを経て3代目フリードが発売されました。

 3代目フリードでは、上質で洗練されたシンプルなデザインの「フリード エアー」、力強さと遊び心に溢れるデザインの「フリード クロスター」の2タイプを設定。

 フリードエアーは標準タイプとEXというワンランク上のグレードが設定されています。

 一方フリードクロスターでは1つのグレードのみですが、EXグレード相当の装備を用意。

 ボディサイズは全長4310mm、全幅1695mm-1720mm、全高1755mm-1780mm、ホイールスペースは2740mmです。フリードクロスターはサイズの関係から3ナンバーです。

 フリードエアーは全体的にシンプルなデザインとなっており、ヘッドライトやキャラクターラインなどサイドでは水平基調のラインで設計されています。

 また、フリードクロスターではブラックのフロントバンパーやホイールアーチプロテクター、サイドシルガーニッシュ、フロントグリルなど専用の装備を採用。これにより、アウトドアにも似合うようなデザインとなっています。

 インテリアでは、センターパネルには運転に関わる操作スイッチと空調のようなスイッチを左右でゾーニングして配置されていることで扱いやすくなっているほか、リアエアコンも新採用されました。

 フリードエアーではブラックだけでなく、グレージュの明るいカラーリングも内装色として採用。フリードクロスターではブラックとカーキであしらわれています。

 清潔面を保ちやすいように、各シート素材では撥水性・撥油性が付与されたものが使用されました。

 また、2列目に左右独立式のキャプテンシートを備え、前後でウォークスルーを可能としている6人乗りをベースとして、7人乗りも設定。クロスターでは5人乗りも設定されています。

 パワートレインではハイブリッドモデルにはホンダ独自の2モーターハイブリッドシステムであるe:HEVがフリードに初搭載されます。

 ガソリンモデルでは1.5LDOHC i-VTECエンジンが搭載されました。どちらのタイプも前輪駆動に加え、4WDとなっています。

 また、Honda SENSINGを全タイプで標準装備。フロントワイドビューカメラと前後で8つのソナーセンサーを使用するシステムが採用され、安全性能で更なる向上が見られます。

 そして、今回モデルチェンジをしたフリードは、シエンタのライバル車です。シエンタも2024年5月20日に一部改良が施されています。

 シエンタのボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm-1715mm。ホイールベースは2750mm。

 デザインは、フリードで言えばクロスターのようなアウトドア感のデザインを採用しています。

 パッケージとしては、2列シート車(5人乗り)と3列シート車(7人乗り)を設定。

 パワートレインは、1.5リッターエンジンのガソリン車とハイブリッド車を設定。駆動方式は2WDに加えてハイブリッド車にE-Fourを用意しています。

 また価格面では、フリードは250万8000円から343万7500円。

 対してシエンタは199万5200円から323万4600円となり、エントリーモデルであれば約50万円の開きがあります。

 そんな8年ぶりのフルモデルチェンジが施されたフリードですが、実際に購入検討時にはシエンタと比較するユーザーは多いようです。

 ホンダ販売店の担当者は次のように話します。

「大変ありがたいことに新型フリードの発表が行われてから、多数のお問い合わせを頂いております。

 やはり、最近一部改良をしたトヨタのシエンタと比較されているお客様が多い印象です。

 なかでも今回8年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、『フリードは新型が出たばかりだし、安全性能面ではフリードに軍配が上がりそう』との声も頂きます。

 最終的にフリードを選ばれたお客様は『フリードエアーのかわいらしい見た目が気に入ってるからフリードにしようかな』などの理由から決められていました。

 反対にシエンタを選ばれるお客様は『フリード良いんだけど納期が遅いのが気になる』といった理由を挙げられる人もいらっしゃいます」

 さらに関西圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「フリードとシエンタを比較されているお客様は多いです。

 フリードを好まれる人は『車内空間の頭と足の快適度がフリードはやはり良い』、『5~7人乗りで選択できる点が良い』などの理由です。

 シエンタを選択される人は『自分にとってフリードは価格が少し高く感じてしまいます』と予算面でマッチしないケースもございました」

※ ※ ※

 なお現在、新型フリードの納車時期はガソリン車であれば3か月ほど、ハイブリッド車の場合は半年から1年後とのことです。

文:くるまのニュース Peacock Blue K.K.
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みんなのコメント

29件
  • ta1********
    シエンタとフリードはシート構成やサイズは似てるけどキャラクターが違うからどっちがいいか迷う人は少ないと思う。
  • キョウヘイ
    人気なクラスだと思うがフリード、シエンタの2択はしかないのは寂しい。海外思考でsuvばかり出すのやめて日本向けの車も開発してほしいな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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