■出力向上、ブレース追加、サスペンション再チューニング
トヨタは4月28日、スープラを一部改良するとともに特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」を設定。10月ごろに発売する。なおRZの外板色「マットストームグレーメタリック」については限定27台、特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」は限定100台の販売となる。
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今回の一部改良では、RZに搭載される3Lエンジンの出力を従来比で14%向上。285kW(387ps)/5800rpmとした。さらにフロント部にブレースを追加してボディ剛性の強化を図るとともに、サスペンションを再チューニング。コーナリング中の安定性を高めている。
ちなみにエンジンルームのブレースは、兄弟車であるBMW Z4にはすでに装着されていた。今回、スープラ改良版に追加されたブレースがZ4と同じものかどうかは現時点では不明だが、スープラは改良前からブレースを取り付ける位置はすでに準備されていた、と考えることもできる。
外板色には、100台限定販売のマットストームグレーメタリックを含む全7色が設定されている。
■スープラRZ(3Lエンジン)スペック比較
従来型 新型
〈最高出力 kW(ps)/rpm〉
従来型:250(340)/5000
新型:285(387)/5800
〈最大トルク Nm(kgm)/rpm〉
従来型:500(51.0)/1600~4500
新型:500(51.0)/1800~5000
〈車両重量〉
従来型:1520
新型:1530
〈0→100km/h加速(秒)〉
従来型:4.3
新型:4.1
車両重量は10kg増えたが、出力が大幅に向上したためダッシュ力もさらに向上。0→100km/加速は0.2秒も短縮している。
■特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」
特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」は、RZをベースにブルーの外板色とした特別仕様車。販売台数は100台限定。外板色は新規採用カラーのホライズンブルーで、マットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールを装備している。インテリアも、表皮にアルカンターラとブラックの本革を組み合わせたシートを採用。シート表皮をはじめ、インパネパネルやドアトリム、ステアリングホイールなお随所にブルーステッチを施し、ブルーカラーで統一した仕様となっている。
■販売概要
・RZ(マットストリームグレーメタリック):限定27台
商談申込みを4月28日から5月24日までの約1カ月間、Web限定で受け付ける。抽選のうえ、10月ごろより販売予定。オプション価格として、35万2000円高となる。
・特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」:限定100台
注文受付を取り扱い販売店にて4月28日より開始し、成約順に100台販売。
■メーカー希望小売価格
RZ. B58(3Lターボ) 731万3000円
SZ-R B48(2Lターボ) 601万3000円
SZ B48(2Lターボ) 499万5000円
特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」 B58(3Lターボ) 741万3000円
〈文=driver@web編集部〉
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みんなのコメント
去年RZ購入された方は気の毒で仕方ない。
正直、カッコ良い!
6速MTが無いのが欠点。