現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ボルボV60新型 SPA採用でXC60/V90と共通点多く A4/Cクラス/3シリーズと競合

ここから本文です

ボルボV60新型 SPA採用でXC60/V90と共通点多く A4/Cクラス/3シリーズと競合

掲載 更新
ボルボV60新型 SPA採用でXC60/V90と共通点多く A4/Cクラス/3シリーズと競合

もくじ

ー 新型V60 SPA採用で荷室重視
ー 外装、V90よりアグレッシブに 内装は共通点多く
ー ディーゼル2種 ガソリン1種 PHEVが2種
ー ドライバー・アシスト積極導入 価格は

祝、日産GT-R 10周年 日の出から日の入りまで、547kmの旅にでた

新型V60 SPA採用で荷室重視

ボルボは3月におこなわれるジュネーブモーターショー2018において、より広く、より技術的に進歩し、高級志向になったV90の新型を披露する。

SUVを含む新型車と共有するSPA(スケーラブル・プロダクト・プラットフォーム)を下敷きにし、英国内の路上を走りはじめるのは2018年9月ごろが濃厚。

全長は4761mm。プラットフォームを共有するXC60よりも117mm長い。ホイールベースは2873mm。XC60よりも98mm長い。

敵はアウディA4アバントやBMW 3シリーズ・ツーリング、メルセデス・ベンツCクラス・ワゴンなど。言うまでもなく競争が激しいクラスである。

フロアからグラスラインまでの荷室容量は、シートを立てた状態で529ℓ、シートを倒した状態で841ℓ。またフロアからルーフまでのシートを倒した状態の荷室容量は1364ℓとなる。

この荷室ボリューム、ボルボは開発において、優先順位を高めたのだという。ユーザーにファミリー層が多く、荷物がいかに載るかが重視されていたからだ。容量に関してボルボは「トップクラス」だという。参考までにアウディA4アバントのシートを立てた状態の容量は500ℓ、シートを倒した状態で1505ℓとなっている。

外装、V90よりアグレッシブに 内装は共通点多く

さて、荷室容量を重視したV60、内外装にも影響を及ぼしている。

2010年からのV60オーナーは、新型が大きく変わったことを即座に感じるだろう。

デザイン言語は、先に発表されたV90やXC60と共通点が多い。ボディサイド中央はぐっと絞り込まれ、ルーフは後端に向けて傾斜がつく。V90が安定感を表現しているのに対し、V60からはアグレッシブさを感じる。

インテリアは、センターコンソールやタッチスクリーンなどXC60との共通項が多い。先代とくらべると、大きく前進していると感じられる。

ディーゼル2種 ガソリン1種 PHEVが2種

英国仕様のエンジンは、2種類のディーゼル、1種類のガソリン、2種類のプラグインハイブリッドとなる。構成は以下のとおり。

ディーゼル

・D3(150ps)
・D4(190ps)

ガソリン

・T5(245ps)

プラグインハイブリッド

・T6(340ps)
・T8(390ps)

なお補足事項として、T4(ガソリン)が発表後12カ月のあいだに英国に導入予定。T8(プラグインハイブリッド)の最高出力=390psは、XC60の同パワートレインよりも17ps低められている。

また、ディーゼルのエントリー機種にあたるD2(120ps)は「今のところ導入プランなし」とのこと。発表後2~3年のスパンで導入を健闘する可能性はあるそうだ。

ドライバー・アシスト積極導入 価格は

V60もドライバー・アシストを積極導入する。

・オートブレーキ付きの「シティ・セーフ」
・上限130km/hの「パイロット・アシスト」
・ふたつの衝突警報システム
・後退中に横方向の交通を警告する「クロス・トラフィック・アラート」

英国では2017年に3000台のV60が売れた。グローバルで見た場合、4.3%を占めている。先代の価格は2万4145ポンド(360万円)であったが、値上がりは避けられない。

新型V60の英国価格は3万1810ポンド(475万円)から。それでもドイツ勢より割安で、ボルボは価格に対する装備の充実度を強く主張する。

なおT8(プラグインハイブリッド)に関しては5万5000ポンド(821万円)を超えることが予想される。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【中国】ホンダ新型「イエGT」実車展示! “レッド内装”が超カッコイイ! 異形ハンドル&四輪初の“画期的”モニター採用! 最新型「“スポーティ”セダンコンセプト」登場
【中国】ホンダ新型「イエGT」実車展示! “レッド内装”が超カッコイイ! 異形ハンドル&四輪初の“画期的”モニター採用! 最新型「“スポーティ”セダンコンセプト」登場
くるまのニュース
ホンダ『ステップワゴン』、ユーザーが最も注目した中古車に輝く… 『カーセンサー』
ホンダ『ステップワゴン』、ユーザーが最も注目した中古車に輝く… 『カーセンサー』
レスポンス
佐藤琢磨に訊く“息子”佐藤凛太郎のHRSスカラシップ獲得。父親として、そして同スクールの校長として……
佐藤琢磨に訊く“息子”佐藤凛太郎のHRSスカラシップ獲得。父親として、そして同スクールの校長として……
motorsport.com 日本版
本田宗一郎との約束を果たした2ストロークマシン「RC500M」世界一への道程
本田宗一郎との約束を果たした2ストロークマシン「RC500M」世界一への道程
バイクのニュース
[car audio newcomer]ホンダ プレリュード(山澤秀明さん)by Warps
[car audio newcomer]ホンダ プレリュード(山澤秀明さん)by Warps
レスポンス
メルカリ、陸送のゼロと業務提携 中古車取引の名義変更の代行や検査・輸送を支援
メルカリ、陸送のゼロと業務提携 中古車取引の名義変更の代行や検査・輸送を支援
日刊自動車新聞
「オーラが凄い…」 3000万円の超豪華セダン「トムス センチュリー」に驚きの声! 誰もが二度見する“存在感”がスゴイ! 超スポーティなトヨタ「究極のセンチュリー」とは!
「オーラが凄い…」 3000万円の超豪華セダン「トムス センチュリー」に驚きの声! 誰もが二度見する“存在感”がスゴイ! 超スポーティなトヨタ「究極のセンチュリー」とは!
くるまのニュース
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part III』のデロリアン、アオシマの1/24プラモデルに
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part III』のデロリアン、アオシマの1/24プラモデルに
レスポンス
MSJが初めて横浜へ。JAFモータースポーツジャパン2025、山下ふ頭で3月22~23日開催決定
MSJが初めて横浜へ。JAFモータースポーツジャパン2025、山下ふ頭で3月22~23日開催決定
AUTOSPORT web
なぜロールス・ロイスが本社周辺の歩道417号を整備?…本拠地の拡張プロジェクトのために地域社会と良好な関係を築く必要性があるようです
なぜロールス・ロイスが本社周辺の歩道417号を整備?…本拠地の拡張プロジェクトのために地域社会と良好な関係を築く必要性があるようです
Auto Messe Web
トヨタ「MIRAI(ミライ)」一部改良!精悍さ際立つオプション「ブラックパッケージ」も設定
トヨタ「MIRAI(ミライ)」一部改良!精悍さ際立つオプション「ブラックパッケージ」も設定
LE VOLANT CARSMEET WEB
「空飛ぶクルマ」がいよいよ大阪の空を飛ぶ!? ポスト万博に向けて大阪ダイヤモンドルート構想を発表
「空飛ぶクルマ」がいよいよ大阪の空を飛ぶ!? ポスト万博に向けて大阪ダイヤモンドルート構想を発表
Webモーターマガジン
スズキ『スイフトスポーツ』生産終了を正式発表、特別装備の「ZC33S ファイナルエディション」を限定生産へ
スズキ『スイフトスポーツ』生産終了を正式発表、特別装備の「ZC33S ファイナルエディション」を限定生産へ
レスポンス
ルノーとコラボした立体マルバツゲーム 「カンカンキャップス」が登場! ロゴ入り特別仕様が期間限定で予約受付中。
ルノーとコラボした立体マルバツゲーム 「カンカンキャップス」が登場! ロゴ入り特別仕様が期間限定で予約受付中。
くるくら
カスタムカーを愉しむ大人の社交場、「サークルパーティ2024」が6回目の開催
カスタムカーを愉しむ大人の社交場、「サークルパーティ2024」が6回目の開催
レスポンス
レッドブルF1重鎮、崖っぷちペレスが高額違約金要求との噂を“ナンセンス”と一蹴。テスト実施の角田裕毅を称賛
レッドブルF1重鎮、崖っぷちペレスが高額違約金要求との噂を“ナンセンス”と一蹴。テスト実施の角田裕毅を称賛
motorsport.com 日本版
すべてが至宝! 288GTOからF80まで「スペチアーレ」こそがフェラーリの頂点に異論なし
すべてが至宝! 288GTOからF80まで「スペチアーレ」こそがフェラーリの頂点に異論なし
WEB CARTOP
三菱が「未来のデリカ」公開してた!? 巨大&タフな新型「SUVミニバン」に期待大! スゴい四駆&PHEV搭載した「D:X コンセプト」どんなモデル?
三菱が「未来のデリカ」公開してた!? 巨大&タフな新型「SUVミニバン」に期待大! スゴい四駆&PHEV搭載した「D:X コンセプト」どんなモデル?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

619.0679.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20.0761.0万円

中古車を検索
V60の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

619.0679.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20.0761.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村