■従来のパフォーマンスモデル「AMG GT S」はカタログから消える
メルセデス・ベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは2020年7月28日、メルセデスAMG「GT」改良新型の受注を欧州で開始した。納車は2020年11月からを予定している。
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今回の変更では、メルセデス AMG GTのベースグレードのエンジン出力がアップされているのが特徴だ。
搭載される4リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、従来476ps(350kW)の最高出力だったが、54psアップの530psに出力を向上している。
ボディタイプは従来どおりクーペとロードスターが用意され、クーペは11万9079.80ユーロ(日本円で約1485万円。ドイツの付加価値税16%含む、以下同)から、ロードスターは13万679.80ユーロ(約1630万円)となっている。
標準装備として、アダプティブ・ダンピング調整機能付きのAMGライドコントロールサスペンション、リアアクスルの電子ロック式ディファレンシャル、AMGハイパフォーマンス複合ブレーキシステム、赤く塗装されたブレーキキャリパーなどが採用されている。
さらに、リチウムイオンスターターバッテリーやドライブプログラム「RACE」なども用意されている。また、「AMG ダイナミックプラスパッケージ」との連携オプションとして、アクティブリアステアリングをオーダーすることも可能だ。
※ ※ ※
AMG GTの両モデルには、「ナイトエディション」も用意されている。
ナイトエディションは、AMGエクステリア・ナイトパッケージ、ブラックのブレーキキャリパー、ダーククロームのAMGラジエーターグリル、ブラックのエレメントを備えたメインヘッドランプ、フロントにマットブラックの19インチYスポークホイール、リアに20インチホイールを装着したミックスサイズタイヤで構成される。
その他の特徴として、クーペにはダークティンテーションを施したカーボンファイバー製ルーフ、ロードスターにはブラックのソフトトップを採用。塗装は標準のブラックに加え、オプションでオブシディアン(黒曜石)ブラックメタリック、セレナイトグレーメタリック、デザイノグラファイトグレーマグノが選択可能だ。
ナイトエディションのインテリアは、スポーティで高級感のあるものになった。
AMGパフォーマンスシート、AMGインテリアナイトパッケージ、ブラックのステアリングホイールスポークとシフトパドルを備えたDINAMICAマイクロファイバー製AMGステアリングホイール、ダイヤモンドキルティングとブラックのトップステッチを施したブラックのエクスクルーシブナッパースタイルレザー、ブラックピアノラッカーのトリムエレメント(オプションでカーボンファイバー/ブラックピアノラッカー)を装備。センターコンソールのバッジは、この特別なモデルを象徴するものとなっている。
今回のAMG GTのパフォーマンスアップにより、522psを発生していた従来の「AMG GT S」クーペ/ロードスターは廃止された。
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みんなのコメント
ベースグレードのAMG GTが廃止だけど
数字のインパクトでベースグレードが馬力アップして
AMGGT Sが消滅って事になっている感じだな。
実際はラインナップが整理されただけだ。