この記事をまとめると
■グリーンが印象的なクルマは意外にも多い
乗るたびに惚れ直す! けっして高額じゃないのに内装がオシャレすぎる軽&コンパクトカー5選
■限定車やオーダーで頼める特別なグリーンも存在する
■成功者はグリーンを愛用しがちらしい
心が落ち着くグリーンの愛車でのんびりドライブはいかが?
心を落ち着かせたり、ヒーリング効果がある反面、生命のエネルギーを感じさせる色でもあるというグリーン。昔からクルマのボディカラーにも用いられており、レースシーンではアリタリアカラーのランチア・ストラトスや、ル・マン24時間レースで優勝したマツダ787Bの配色で印象的です。
市販車では往年の英国車が好んで塗っていた深いグリーンを「ブリティッシュグリーン」と呼び、現在でも多くの車種に用いられて人気があります。今回はそんな、とくにグリーンが印象的なクルマたちをご紹介したいと思います。
1)ダイハツ・タフト
まず現行モデルで話題となったのが、ダイハツ・タフトのフォレストカーキメタリック。レイクブルーやサンドベージュ、レモンスカッシュといった自然のものにちなんだボディカラーが多く揃えられているタフトの中でも、ひときわワイルドで遊び心のあるタフトの魅力を引き出していると感じるカラーです。
このカラーに、アクセサリーでメッキがギラギラするフロントグリルをつけると、とたんに印象がワルワルになってプチハマーといった感じに。でも女性が乗っても似合うという、とても魅力的なグリーンです。
2)三菱eKクロススペース
同じ軽自動車で同じグリーン系でも、こちらはどこか艶々とした大人っぽさを感じさせるのが、ミツビシ・ekクロススペースのオリーブグリーンメタリック。
確かに、太陽をいっぱいに浴びて実ったオリーブの実のようなグリーンですが、ホワイトルーフとの組み合わせで地味になりすぎず、コントラストがオシャレな1台に。モノトーンカラーでは選べない、ツートーンカラー専用色となっています。
3)レクサス用
3台目は、レクサスのラグジュアリーなコンバーチブルにとても似合っている、テレーンカーキマイカメタリック。ブリティッシュグリーンに近い深みのあるグリーンですが、どこかウグイスあんのような、お抹茶のような、和のテイストを感じさせるのはレクサスの美学のせいでしょうか。
陰影のコントラストが強く、ムラのでない限界まで大粒のマイカ粒子で輝きを出したのが特徴となっています。キャメルカラーのオールレザーでエレガントなインテリアとのマッチングも最高に美しい1台です。
輸入車の鮮やかすぎるグリーンもオススメ色!
4)トヨタ 86
4台目は、2019年に限定で発売された、トヨタ 86の「GTブリティッシュグリーンリミテッド」。ブリティッシュグリーンを名乗ってはいますが、もう少しグリーンが濃く主張しており、生命のエネルギーを感じさせるような印象のカラーです。
86はそれまでにも期間限定販売で特別色を出してきていて、イエロー、オレンジとビビットな色が続いたのですが、最後はブロンズ塗装のアルミホイールをコーディネートした、気品あふれる1台で締めくくっています。ちなみにこの色は兄弟車であるスバルBRZには存在せず、純粋に86のみの限定色となっています。
5)ポルシェ・タイカン
5台目は、意外にも古くからグリーンのボディカラーを多く送り出してきているポルシェから、スーパーEV、タイカンのマンバグリーンメタリック。ちょっと明るめのグリーンで、若葉を思い起こさせるような、フレッシュな印象と上質さを併せ持ち、個性的ながらどんな場所にも似合いそうな色合いに仕上げているのはさすがです。
マンバとはヘビの名前ですが、毒々しい印象はありません。ちなみに数々のグリーン系ボディカラーを出してきているなかで、もうひとつヘビの名前が入っているのが、718ボクスターに設定されているパイソングリーン。パイソンはニシキヘビのことなのです。こちらはもう少し濃いグリーンで、とても存在感のある色となっています。
6)BMW M4クーペ
6台目は、あまりグリーンのイメージがないかもしれないBMW。M4クーペなどに設定されて話題となったのが、鮮やかかつ個性的なマン島グリーンです。マン島とは、1907年から開催されているバイクレース「マン島TTレース」で有名ですが、BMWには2輪部門もありますので、それにちなんだカラー名だと推測できます。
同じくレーシーなイメージを持つブリティッシュグリーンとはひと味ちがう視点で、スポーティなイメージを想起させるのがお見事。また、BMWでは「インディビデュアル」というフルオプションシステムのPRで発表したM4コンペティションで、ミント・グリーンというカラーを初公開。これは純正色ではなく、顧客が望めばどんなカラーでも塗装が可能だということを示したものだそうで、夢が広がりますね。
7)ランボルギーニ・ウラカンEVO
そして7台目は、スーパーカーでグリーンが印象的なモデルといば、ランボルギーニ・ウラカンEVO。古くから鮮やかなボディカラーを伝統的に配色してきたランボルギーニですが、ウラカンの新コレクションとして発表したウラカンEVO Fluo Capsuleではとくに、デザインのラインとシェイプを強調するような鮮烈なバイカラーを採用しています。
まるで蛍光色のように遠くからでもハッと目を惹くVerde Shockというのがグリーンカラーで、ルーフやバンパー、サイドスカートにマットブラックを配したことで、より鮮やかさが引き立っているのが印象的です。
というわけで、ひとくちにグリーンといっても、濃さや深み、メタリックの度合いによって、いろんな色味があることがわかりますね。ちなみに都市伝説化されていますが、本物のお金持ちはなぜかグリーンのお財布を愛用するんだとか? 何か成功者を導く特別なパワーがグリーンにはあるのかもしれませんね。皆さんもぜひ、街中でお気に入りのグリーンカラーを見つけてみてください。
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みんなのコメント
初めて聞いたよ。