ジャガーのミッチ・エバンスは、フォーミュラEのシーズン10(2023-24年)の開幕を前に、タイトル有力候補だと捉えられていることをプレッシャーに感じてはいないようだ。
昨シーズンは4勝をマークし、ランキング3位となったエバンス。新たなチームメイトに迎えるのは、昨年はジャガーのカスタマーチームであるエンヴィジョンで4勝しランキング2位となったニック・キャシディ。今季のジャガーは、非常に強力な布陣となっている。
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プレシーズンテストでもその勢いは衰えず、総合タイムでもこの2台がワンツーとなっており、ジャガーの2台は間違いなくタイトル争いの有力候補だと目されている。
motorsport.comの取材に応じたエバンスは、優勝を期待されることで今季のプレッシャーが増したかと問われ、「それを余計なプレッシャーだとは思わないよ」と答えた。
「率直に言って、シーズンを力強くスタートできるだろうということに、少し安堵している。よりパフォーマンスを引き出せるかどうかは、僕たち次第なんだ」
「マシンのパフォーマンスを発揮できる状態になれば、物事が簡単になるとは言わないけど、心配事がひとつ減る。そうなれば、あとは僕たちが力強い一日を過ごせるかどうかだ」
「昨年はそこが本当に足りなかった。少しパフォーマンスも足りなかったけど、チャンピオンシップの最初の段階では、そんな状況ではなかったことが足かせになってしまった」
「長い目で見て、それが僕にとってダメージになった。言うまでもなく、僕はそれを変えたいと思っているんだ」
エバンスが言うように、昨シーズン序盤はなかなか結果が出ず、シーズン初優勝は第6戦。当時のポイントリーダーからは66ポイント遅れとなっていた。
そのため、タイトルを獲得するには際立った結果よりも一貫性が重要だとエバンスは考えている。
「ジェイク(昨季王者のジェイク・デニス)を見てほしい。彼は昨年僕たちより勝利数が少なかった(2勝)が、明らかに安定していた。それがチャンピオン獲得につながったんだ」
「年間を通していくつか重要な結果が必要だけど、コンスタントに得点を重ねる必要がある」
パフォーマンスについて、エバンスは良い感触を持っているものの、まだ未知な部分はあるとして気を引き締めている。
「フィーリングは良いけど、みんながジャンプしてくるはずだ」
「フォーミュラEではいつものことだけど、うまく1日をまとめなければいけない。予選をうまくやって、当然レースを最適化しなければならない」
「パフォーマンスは強力なはずだけど、まだ未知数な部分もあるんだ」
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