この記事をまとめると
■かつてのマツダはミニバンをラインアップしていた
秒で寝られるありがたさ! かつてメーカー謹製の「ルーフトップテント」を標準装備したアウトドア最強車があった
■「ボンゴ」という名前を冠した最後の乗用ミニバンであるボンゴフレンディを紹介
■カタログモデルとして屋根が展開するオートフリートップを標準装備していた
ボンゴを名乗った最後のモデル「ボンゴフレンディ」
選択と集中をキーワードに、現在はミニバンから撤退してしまっているマツダ。しかし、当然ながら過去にはミニバンを製造・販売していたこともあった。
なかでも、1966年に初代モデルが登場したボンゴは、ワンボックス車として大ヒットを記録し、ワンボックス車の総称として“ボンゴ車”という呼び方がなされるほどメジャーな存在だったのだ。
そんなボンゴの名前は、現在でもトヨタからOEM供給によって販売されている商用モデルに残っているが、ボンゴの名前を冠した乗用ミニバンとして最後にリリースされたのが、1995年に登場したボンゴフレンディだった。
それまでのワンボックススタイルからボンネットを持つスタイルに変貌を遂げてはいるが、じつはエンジンは引き続きフロントシート下に収められており、ボンネット部分は安全性能を確保するためのクラッシャブルゾーンだったのだ。
セミキャブオーバータイプとなったことでフロントタイヤの位置が前進し、ホイールベースが2920mmに伸びて広い室内空間を実現していたが、フロントシート下にエンジンを搭載するMRレイアウトを採用していたためか、センターコンソールの位置が高く、前席からのウォークスルーができないという弱点があった。
このように、メカニズム的にはやや前時代的なボンゴフレンディではあるが、時代を先取りしていたと言われるのは、「オートフリートップ」と呼ばれるルーフを持つ仕様をカタログモデルとしてラインアップしていた点だ。
このオートフリートップとは、車体後方を支点としてハイルーフ部分が貝殻のようにガバっと電動で開き、ルーフ上部に大人ふたりが寝られるほどのロフトスペースが生まれるという、ポップアップテントを標準装備してしまった仕様だったのである。
現在でもミニバンをベースにポップアップテントを架装してくれるショップなどは存在するが、ボンゴフレンディはいち早くそれを導入しただけでなく、カタログモデルとしてラインアップしたところに先見の明があったというか、時代を先取りしすぎていたと言えるだろう。
ちなみにこのオートフリートップは、日本フォードブランドから販売されていたボンゴフレンディの兄弟車であるフォード・フリーダにも設定されていた。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
ホンダ新型「シティ」発表! スポーティな「RS」もある「コンパクト5ドアハッチバック」! 精悍顔がカッコイイ「新モデル」馬で予約受付開始
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
「最も多い」&「最も反則金が高い」交通違反って何? “スピード違反”抑えて「めちゃ捕まってる違反」は!? 反則金3万円超えの違反にも注目
みんなのコメント
キャブオーバーで少々貧相だったけど
それでも安くて良かったと思う。