アウディ ジャパンは5月17日、プレミアムコンパクトSUV「Q2」シリーズにTDIモデルを追加。装備、仕様を一部変更し、同日より発売した。
Q2は、全長4.2m×全幅1.8m×全高1.53mと都市部の機械式立体駐車場にも入庫可能なボディサイズが特徴。2021年の日本デビュー以来、はじめての大幅刷新となる。
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今回追加されたTDIモデルのエンジンは、最高出力150ps、最大トルク340Nmを発揮する2Lの直4ディーゼルターボで、WLTCモード燃費は17.8km/L。1.5LガソリンターボのTSIエンジン(150ps/250Nm、WLTモード燃費15.8km/L)と合わせて2タイプのパワートレーンとなった。トランスミッションはいずれも7速Sトロニックで、駆動方式はFFのみ。
また、TDIモデルも含めてQ2シリーズをアップデート。ボンネットの先端に往年の「Audi Sport quattro」のイメージを継承する3分割スリットを備えた。また従来よりも薄くなった8角形のシングルフレームグリルをはじめ、よりシャープなデザインのLEDヘドライト、開口部を拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを乗り入れたリヤバンパーなどを採用。大きなルーフスポイラーに加えて、新デザインのリヤディフューザーなど、彫刻のように大胆に形作られたQ2のデザインをさらに際立たせている。
また、グレードの違いによる個性を際立たせるために、今回の改良でアドバンスドではアンダーガードをシルバーに、さらにホイールアーチエクステンションやサイドシルなどはコントラストペイントに(マンハッタングレーメタリックのみボディカラー同色)。Sラインでは、それらすべてをボディ同色としている(アップルグリーン、アローグレー選択時は、マンハッタングレーメタリックのコントラストペイントの選択必須)。加えてSラインには、マトリクスLEDヘッドライト ダイナミックターンインディケーターを新たにオプション設定。
TDIモデルのインテリアは、アップデートによりエアベントやシフトレバーのデザインを変更。水平基調のダッシュボードと宙に浮かぶようなセンタークラスター、円形の4つのエアベントがスタイリッシュでモダンな雰囲気を演出。
メーターパネル内には、12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用。MMIナビゲーションシステムやアウディコネクト、アウディスマートフォンインターフェイスなどのインフォテイメントシステムをオプションで選択可能となった。また、ドライバーズアシスタントシステムとしてプレセンスフロントを全モデルに標準装備。そのほか、従来のアダプティプクルーズコントロールやアダプティブクルーズアシストなどをパッケージオプションで設定した。
価格は、2Lディーゼルターボの35TDIモデルが418万~455万円。1.5Lガソリンターボの35TFSIモデルが408万~445万円となっている。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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