2023年7月30日(現地時間)、F1第13戦ベルギーGP決勝がスパ-フランコルシャン・サーキットで開催され、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。2位にはレッドブルのセルジオ・ペレスが入ってレッドブルが1-2フィニッシュを達成。3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。角田裕毅(アルファタウリ)は10位で第4戦アゼルバイジャン以来のポイント獲得を果たした。
6番グリッドからあっさり逆転、フェルスタッペンは大差で8連勝
ミックスコンディション下で圧勝した前日のスプリント同様、年間規定数を超えるギアボックス交換によるペナルティで6番グリッドからのスタートとなった決勝でもフェルスタッペンは無敵だった。
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「混乱にだけは巻き込まれないように注意していた」(フェルスタッペン)というスタートでは、前方のカルロス・サインツ(フェラーリ)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との接触劇を無傷でかいくぐっていきなり4番手に浮上。そこから自信と同じくDRSを作動させた状態のルイス・ハミルトンを攻略するのにやや時間がかかったが、6周目にこれをクリアするとわずか3周後にはルクレールもオーバーテイクして1周目に先頭に立っていたセルジオ・ペレスに次いで2番手に浮上。早くもレッドブルの1-2体制を築き上げる。
チームメイトとの争いにあっさりと決着をつけたのは両者1回目のタイヤ交換を終えた第2スティント序盤の17周目。いったん首位に立つと同じマシンとは思えないほどの圧倒的なペースで逃げ続け、最終的には22秒の大差をつけてフィニッシュ。自身8連勝の今季10勝目、レッドブルとしては新記録更新の開幕12連勝を飾った。
「6番グリッドからのスタートは厳しかったけど、去年もペナルティでもっと後方からだったし、スタートを無事にやり過ごして第1スティントで2番手に浮上できたので、あとは問題なかった」とフェルスタッペンはレース後も涼しい表情。ペレスに125点の大差をつけてサマーブレイクを迎えることになった。
角田裕毅(アルファタウリ)は11番グリッドから10位に入賞。チームメイトのダニエル・リカルドは16位だった。
F1グランプリはこれで夏休みに突入、次戦第14戦オランダGPは8月25日にザントフォールト・サーキットで開幕。決勝レースは8月27日に開催される。(文:新村いつき)
2023年F1第13戦ベルギーGP決勝 結果
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT) 44周
2位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+22.305s
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+32.259s
4位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+49.671s
5位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+56.184s
6位 63 G.ラッセル(メルセデス)+63.101s
7位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+73.719s
8位 31 E.オコン(アルピーヌ)+74.719s
9位18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+79.340s
10位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)+80.221s
・・・・・・・・・・・・・
16位 3 D.リカルド(アルファタウリ・ホンダRBPT)+103.071s
ファステストラップ 44 L.ハミルトン(メルセデス)
2023年F1ドライバーズランキング(第13戦終了時)
1位 M.フェルスタッペン(レッドブル)314
2位 S.ペレス(レッドブル)189
3位 F.アロンソ(アストンマーティン)149
4位 L.ハミルトン(メルセデス)148
5位 C.ルクレール(フェラーリ)99
5位 G.ラッセル(メルセデス)99
7位 C.サインツ(フェラーリ)92
2023年F1コンストラクターズランキング(第13戦終了時)
1位 レッドブル 503
2位 メルセデス 247
3位 アストンマーティン 196
4位 フェラーリ 191
5位 マクラーレン 103
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みんなのコメント
スタートグリッド下げても、どうせすぐに全部抜くからペナルティ込みで不安要素消しとこって作戦