毎年、さまざまな新車が華々しくデビューを飾るその影で、ひっそりと姿を消す車もある。
時代の先を行き過ぎた車、当初は好調だったものの、市場の変化でユーザーの支持を失った車など、消えゆく車の事情はさまざま。
大胆な挑戦と豪快な失敗こそマツダの魅力 今こそ絶賛したいマツダ車たち
しかし、こうした生産終了車の果敢なチャレンジのうえに、現在の成功したモデルの数々があるといっても過言ではありません。
訳あって生産終了したモデルの数々を振り返る本企画、今回はホンダ エディックス(2004-2009)をご紹介します。
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みんなのコメント
皆でわいわい楽しく遊びに行く車として
3人の時はベンチシートを利用して移動ができ
て、6人まで乗車できるのは一見理想的な車に
見える。
現実は中途半端で見向きもされずボクシーの
方が売れる。
この車はパッケージとして優れていた。
3列シートのミニバンでは絶対に不可能なことができていた。
それは「フル乗車状態でもトランクに荷物がたっぷり積み込める」ということ。
その広大さは驚異的だった。
また、「一人一人が独立したシートに座る」ということ。
これも画期的なことだった。
車格相応の内外装の上級感もあったし、ワイドトレッドによる「踏ん張り感」、サスペンション構造の良さもあって、見かけとは大違いでスポーツドライブ、コーナリングも得意な車であった。
一方、大きな欠点が二つあった。
1.7Lエンジンはパワー不足で走らなかったこと。
このエンジンラインナップは不要だった。
ホイールベースとトレッドの縦横比が原因なのか、段差を乗り越えたときの二次振動の収まりが悪かったこと。
販売面では苦戦した。