■トヨタの売れ筋SUV「C-HR」と復活して人気上々の「RAV4」はライバル関係?
国内の新車市場では、各自動車メーカーがサイズの異なったSUVをラインナップ。ホンダ「ヴェゼル」「CR-V」やマツダ「CXシリーズ」、日産も「ジューク」「エクストレイル」などサイズだけでなく使い勝手も多様化したモデルを多く販売しています。
トヨタがSUVズラリ なぜまだ追加? 新型「RAV4」復活の意味とは
なかでも、トヨタはコンパクトな「C-HR」からフルサイズの「ランドクルーザー」、そして2019年4月10日に発売したミドルサイズの新型「RAV4」など全6種類を設定。とくに売上が堅調の「C-HR」と約3年ぶりに復活し評判が上々の新型「RAV4」では、サイズは違うものの比較購入の対象になるのではという話もあります。はたして両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
日本国内で一番売れているSUVといえば、トヨタの「C-HR」です。 2018年の年間販売台数は7万6756台と、SUV販売台数2位のホンダ「ヴェゼル」の5万9629台に対して約1万7000台の差を付けて首位になっています。
2016年12月に登場した同車は、従来のSUVとは違い、走行性能を重視して開発されました。外観のデザインは個性的で、一部ユーザーからは「ガンダムみたい」ともいわれています。
2019年2月現在では、全10グレードで展開されパワートレインは、1.2リッターガソリンターボ仕様と1.8リッターガソリン+モーターというハイブリッド仕様の2種類が存在。
対して、新型「RAV4」の初代モデルは1994年に登場。乗用車タイプのSUV(クロスオーバーSUV)という新たな市場を開拓し、人気を博します。しかし、4代目モデルにフルモデルチェンジする際、「RAV4」は国内での販売低迷などが理由で、国内市場への導入は見送られ姿を消しました。
そして約3年ぶりに投入された新型「RAV4」は、SUVらしい力強さと洗練さを融合し、室内においてもクラストップレベルのラケージスペースや多数の収納スペースなど日常の使い勝手も考慮するなど、国内市場でも売れる要素を盛り込んだ形で復活したのです。 パワートレインには、2リッターガソリンと2.5リッターエンジンハイブリッドの設定がされています。また、3種類の4WDシステムをグレードによって搭載仕分けしているのが大きな特徴となり、ガソリン車とハイブリッド車それぞれに独自のシステムが採用されています。
新型「RAV4」について、発売前からトヨタの販売現場には、多くの問い合わせがあるようです。実際にトヨタの販売店スタッフは、ラインナップが増えることをどのように思っているのでしょうか。また、「SUV」ジャンルが好調とはいえ、ラインナップを増やすことでのモデル間の棲み分けはユーザーの理解を得られるのでしょうか。 ――トヨタブランドのSUVラインナップ増加についてどう思いますか。
以前までのように、SUVの代表車種が『ハリアー』や『ランドクルーザーシリーズ』しかない状態ですと、“少し小さめのサイズが欲しいというお客様”や“ミドルサイズがほしいけどハリアーより大人しめが希望”というニーズに応えるのが難しい部分でした。
しかし、『RAV4』が新たに追加されることで、お客様の関心度が高いサイズにおいて『ハリアー』と2種類を提案できるのは販売店としては心強いです。
――売れ筋の「C-HR」に影響はないのでしょうか。
『C-HR』に限らず、SUVモデルの棲み分けは出来ていると思います。最近のSUVは、ミニバンやセダンなどの他ジャンルから乗り換えるお客様も多く、その分ニーズも多様化しています。
そのため、市販されているSUVも想定した利用シーンも異なり、3列シート車やアウトドア向け、使い勝手の良さなどさまざまな要素を特徴としているのです。
トヨタのSUVという部分では、影響があるかもしれませんが『C-HR』はどちらかといと街乗りがメインです。『RAV4』は街乗りに加えて『ハリアー』よりもアクティブさがあるという点でどちらとも被らないと考えています。
■あらゆる路面状況に対応する新型「RAV4」
今回、国内市場に投入された「RAV4」には、最近関心の高まっているアクティブさをサポートする3種類の4WDシステムが備わっています。
ガソリン車には、従来と同じシステムのほかに、走行状況に応じて前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する機構と4WD走行が不要と判断した場合には、後輪への動力を遮断して燃費向上を図る新開発の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を世界初採用。
ハイブリッド車には、最新のハイブリッド技術を継承した新型E-Fourを採用。後輪の最大トルクを増加させ、前後のトルク配分を大きく変更可能な制御を行うほか、後輪トルクを上げたことで降雪時や雨天時における登坂発進時の安心化も向上させています。
また、路面や運転状況に合わせて駆動力・4WD・ブレーキ・ステアリングを総合制御可能な走行モードを選択できるために、優れた操縦安定性や走破性など快適に運転できるのです。
価格帯において、「C-HR」は229万から297万9200円なのに対して、「RAV4」は260万8200円から381万7800円。ハイブリッド車にこだわらないのであれば、比較検討となる価格帯といえます。
奇抜なデザインの「C-HR」から都会派「ハリアー」、王道「ランドクルーザー」という独身層からファミリー層までを網羅するラインナップに、新型「RAV4」が加わることでトヨタブランドのSUVモデルは他社を圧倒するラインナップとなるのです。
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