フルDIYチューニングでランエボやインプに戦いを挑み続ける
筑波1分1秒台を目指す本気のタイムアタック仕様
「打倒ランエボ&インプを誓うST165セリカ!」フルDIYの魔改造サーキットスペック!
今なお根強いファンが多くいるST165セリカGT-FOUR。その人気の背景にあるのはWRC(FIA世界ラリー選手権)であることは言うまでもなく、日本車として初のメーカー&ドライバーズタイトルを獲得するなど大活躍した名車だ。
そんなST165セリカGT-FOURのカスタマイズというと、その王道はやはりWRC参戦マシンの装着パーツやカラーリングを再現したいわゆる“レプリカ”的なカスタム。あるいはST165のハデなアクションシーンが人気となり、1980年代の4WDブームの火付け役になった映画“私をスキーに連れてって”の劇中車レプリカだろう。ところが、ここで紹介するara-Rさんのマシンは、それらとは一線を画す本気のタイムアタック仕様となっているのだ。
ベース車になっているのは1986年モデルの前期型で、20年前にネットオークションで10万円で購入したもの。まずはエアコンなどを取り外し、サーキット走行を始めた。その後もコツコツと戦闘力アップのチューニングを施して、出来上がったのがこのスペックというわけだ。タイヤの組み替え以外は、すべて自分自身の手で作業を行っているという。
ボンネットの下に収まるエンジンは、SW20型MR2(3型245ps仕様)の3S-GT。タービンはHKSのGT2835、エンジン制御はフルコンのLINKでセッティングはもちろんaraーRさん自らが行なっている。
本来ラジエターが収まる位置にはインタークーラーが装着され、ラジエターはリヤへと移設。ベースは古くても、今時のタイムアタックマシンらしいメイキングが各部に垣間見える。
足回りはYZ製の車高調整式サスペンションで、バネレートはフロント14kg/mm、リヤ12kg/mm。ブレーキはフロントに日産の4ポットキャリパーを流用して強化。
DIYでワンオフ製作した個性的なワイドフェンダーに収まるのは、フロントが10.5Jホイールに295/30-18タイヤ、リヤが9Jホイールに255/40-17タイヤの組み合わせ。フロントよりもリヤタイヤが細いのは、コーナリング時の回頭性を追求していった結果だという。
リトラクタブルヘッドライト機構を廃止して、ボンネットはライト部分もスムージングされているため、フロントフェイスは車種不明感が漂う。ヘッドライトはグリル部に埋め込んだフォグで代用する。
インテリアも走りに徹したものとなっていて、フロアはカーペットやアンダーコート、ドアや内装のパネル類も軽量化のために撤去。安全性と剛性アップのために張り巡らされたロールケージがレーシーだ。
メーターフード内の純正メーターも取り外され、デジタル表示のレーシングメーターに変更。トヨタ車流用で電動パワステ化しているのも注目のポイントだ。
「中学生の頃に見ていたWRCでの活躍に憧れたのがST165を選んだきっかけです。手に入らなくなったパーツの対策として、他車種流用や自作で対応していったら現在のような仕様になりました。コンセプトとしては『ものづくりとサーキットタイムの追求』。
サーキットではマイナーなGT-FOURですが、当時のライバルであった三菱ランエボやスバルWRXと今も戦い続けているんです。これまでのベストタイムは筑波サーキットで1分3秒台ですが、今シーズンに向けてエンジンとミッションを積み替えてラジアルタイヤで1分1秒台を目指しています」とaraーRさんは語ってくれた。
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