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「最新モデル試乗」便利で広々、そして快適。両側スライドドアのスズキ・ソリオを時代の真ん中と考える理由

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「最新モデル試乗」便利で広々、そして快適。両側スライドドアのスズキ・ソリオを時代の真ん中と考える理由

ファミリーユースの本流変身。ソリオが広く、安全になって登場

 スズキのコンパクトなスーパーハイトワゴン、ソリオ・シリーズがモデルチェンジした。最新4thモデルは、ボディサイズをやや拡大。荷室とキャビンの使い勝手が向上し、同時に安全・快適装備がいっそう充実した。
 いまやファミリーユースは、コンパクトカーでもボクシーな造形で、リアにスライドドアを備えたスーパーハイトワゴンが主役。ソリオ・シリーズは、トヨタ・ルーミー&ダイハツ・トールとともに、このクラスを牽引する中心モデル。38万5000台もの保有台数を誇る実力車だ。

「最新モデル試乗」ちょっぴりくまモンに似たファニーフェイス。便利でキビキビ、スズキ・クロスビーは楽しいゾ!

 新型は徹底したユーザーサーベイから誕生した。開発陣は幅広くユーザーと販売現場の声を聞き、彼らのニーズが「後席の快適性アップと荷室の拡大」そして「安全装備の充実」であることを把握。それにストレートに応える新型を生み出した。

 新型のボディサイズは全長×全幅×全高3790×1645×1745mm。従来モデルと比較して全長は80mm(バンディットは70mm)長く、幅は20mmワイド、全高は同値。全長の拡大分は室内と荷室のゆとりアップに使用した。荷室床面長は、従来比100mm長い550~715mm。新型は大きな荷物を積むケースでも後席を前にスライドさせる必要が減り、快適なドライブを約束する。
 安全面はスズキセーフティサポートが充実。アダプティブクルーズコントロールは全車速対応型になり、速度やナビ誘導などを表示するスズキ初のカラーヘッドアップディスプレイを新設定。サイド&カーテンエアバッグの標準装備や、標識認識機能もうれしいポイントである。

走りはパワフル&スムーズ。モーターアシストを実感

 ラインアップは標準仕様のソリオと、スポーティイメージのバンディットの2タイプ。試乗車はバンディットのハイブリッドMVだ。

 パワーユニットは従来型の改良版。1.2リッター直4DOHC16Vデュアルジェット(91ps/118Nm)とISG(モーター機能付き発電機/3.1ps/50Nm)のマイルドハイブリッド仕様。走りはパワフル&スムーズ。とくに発進時の力強さが心地いい。エンジン自体が低回転域から豊かなトルクを生み出し、加えてモーターの適切なアシストが実感できるからだ。右足を軽く踏み込むだけで交通の流れに乗れる。しかも静粛性はハイレベル。通常走行時はエンジンを高回転域まで回す必要はなく、たとえ回しても4気筒ならではのサウンドがかすかに耳に届くだけ。静粛性は3気筒ユニットを積むルーミー&トールに対する大きなアドバンテージだ。

 ルーフパネルとルーフクロスメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用したボディはしっかりとした印象。足回りはしなやか。ソリオ・バンディットは、広く、便利で快適なコンパクトカーの代表である。 

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みんなのコメント

61件
  • ルーミーは軽自動車ベースのプラットフォームを大きくした普通車で、エンジンも3気筒。
    ソリオのベースはヨーロッパでも定評があるスイフトがベースで、同じエンジンだから車格が全然違う。
    乗れば断然違いを感じられる。
    ルーミーが売れてるのはトヨタの力。
    実際、トール・ジャスティは売れてない。それが本来の実力。
  • ルーミーは古いパッソのプラットフォームで、エンジンも走らない。
    試乗比較してみてばわかるけど、ソリオの方が上。
    トヨタエンブレムを重視する方は素直にルーミーを
    使える車が欲しい人はソリオを選べばいいのでは。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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