■海外にはカッコいいピックアップがたくさんあるのに…
日本ではSUVや軽自動車、ミニバンなどが人気ですが、海外ではピックアップトラックが根強い人気があり、働くクルマとしてだけでなく乗用としても使われています。
なかでも北米ではさまざまなピックアップトラックが販売されていますが、トヨタの北米部門は、ミドルサイズピックアップトラック「タコマ」にふたつの異なる仕様を発表しました。
今回発表されたのは、本格オフロード仕様の「TRDプロ」とアウトドア仕様の「トレイルエディション」です。
タコマ TRDプロはトヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)が設計・テストしたパーツを使用して、オフロード性能を引き上げることを目的として開発された車両です。
TRDプロ専用の内外装はもちろん、TRDチューンが施されたサスペンションなどを装着して悪路走破性を高めました。
もうひとつのトレイルエディションは、収納力、スタイリング、オフロード性能を重視したモデル。サスペンションリフトを装備してオフロードでの走行性能を向上させているほか、荷台部分にはクーラーボックスも完備するなど機能性にもこだわりました。
かつて日本でもピックアップトラックが販売されていましたが、現在ではトヨタ「ハイラックス」のみです。
そんなピックアップトラックについて、日本のユーザーはどう思っているのでしょうか。くるまのニュースではSNSでアンケートを実施しました。
まず、「北米トヨタが発表した2種類のタコマについて、どちらがカッコいいと思いますか?」という質問では、「タコマ トレイルエディション」が52.2%、「タコマ TRDプロ」が47.8%と、若干トレイルエディションのほうが多かったです。
「海外で販売されている日本メーカーのピックアップトラックのなかで、国内導入してほしいモデルはありますか?」(複数回答)という質問では、トヨタ「タコマ」と三菱「トライトン/L200」がともに45.7%ともっとも多く、トヨタ「タンドラ」(41.3%)、日産「フロンティア/ナバラ」(34.0%)、マツダ「BT-50」(30.4%)、日産「タイタン」とホンダ「リッジライン」(28.3%)と続きました。
さらに、「ピックアップトラックを所有してみたいと思いますか?」という質問では、「所有してみたい」が65.2%と、「所有したくない」の34.8%大きく上回る結果となりました。
所有してみたいという回答者からは「カッコいい」という意見が多くを占めており、さらには「荷物がたくさん積める」「(1ナンバー登録で)税金が安い」「軽トラックや小型トラックと違った魅力がある」など、実用的なクルマとしての魅力をあげる人もいました。
さらに、「バイクも載るしキャンピングコンテナでアウトドアも可能。燃費以外はいいことのほうが多そう」「バスボートを牽引しているが車両の選択肢が少ない」と趣味の道具を載せるためにピックアップトラックを使いたいという意見のほか、「自分が農業者なので外国の農業者のようにピックアップで仕事をしたい」「狩猟用」など働くクルマとしての使い方に期待する声もあがっています。
また、実際にピックアップトラックを所有していて、「大変実用的でレジャーや趣味使いに便利」という回答者もいました。
一方、所有したくないという意見として、「大きすぎる」「日本の道路事情に合わない」と、大きなボディを持つピックアップトラックの取り回し性能を不安視するコメントが寄せられています。
「使い道がない」「必要だと思わない」など、街乗りメインでクルマに乗る人にとってはピックアップトラックは選択肢にあがらないようです。
さらに、「1ナンバーなので高速料金が高いし、車検が1年。逆にいえばそれがクリアできるなら欲しい」と、税金(重量税・自動車税)は安いものの、中型車に区分されることから普通車よりも高速料金が割高になるほか、1年おきに車検を受ける必要があることなど、維持費との兼ね合いが難しいという意見もありました。
※ ※ ※
タフでカッコいいデザインや、積載性や実用性が高いピックアップトラックですが、全長5mを優に超える大きなボディを持つことから、日本の狭い道路環境や駐車場ではもてあますことも多々ありそうです。
国産メーカーは海外でピックアップトラックを展開していますが、日本の事情を考えると導入される可能性は低いといわざるを得ません。
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みんなのコメント
とってもコンパクトで使いやすいよ。