ダイハツタントとミラが小改良。タントは少しだけお化粧直し

ダイハツ工業は12月1日、軽スーパーハイトワゴン「タント」と、軽ハッチバックの「ミライース」に改良を施し、同日販売を開始した。今回の改良では、タントについては、新グレードを追加するとともに装備を充実。ミライースには装備を一部追加し、それぞれ商品力の向上を図った。

2019年7月の現行モデルの登場から約1年4ヶ月が経過したタント。10月は軽の販売台数で2位に入るほど販売は好調だが、タントの属するスーパーハイトワゴンは競争が熾烈で、改良のサイクルが早い。そこでダイハツは販売が好調なうちに次なる手を打ってきた。

今回の改良では、「タントカスタム」にメッキ加飾を施した新デザインのフロントフェイスを採用した新グレード“スタイルセレクション”を追加。その注目のフロントフェイスはヘッドライト間にメッキパーツが多用され、存在感が増した印象。タントカスタムの中でも煌びやかな雰囲気は随一だ。

一方、標準の「タント」には2トーンカラーを4色追加し、カラーバリエーションを充実させてきた。タントはスポーティなタントカスタムに比べるとおしゃれな雰囲気がウリのため、そうした点に魅力を感じるユーザーにとってはルーフと車体で異なるカラーを採用した2トーンモデルの設定は朗報だろう。

また安全性の向上も図られ、先進安全装備「スマートアシスト」に、夜間歩行者検知機能や路側逸脱警報機能、ふらつき警報、標識認識機能など、新型車である「タフト」にも共通する最新の機能が盛り込まれた点も注目に値する。

なお、ミライースには、全グレードにオートライトが標準装備となった。

価格は、タントが124万3000円から176万5000円。タントカスタムは172万1500円から200万2000円。ミライースは86万0200円から137万2800円まで。

Comments

＞ミライースは86万0200円から137万2800円まで。
やっぱり軽自動車の値段はこれぐらいが適正価格。

デザイナーさんには申し訳ないけど、N-BOX、スペーシア、ルークスなどに対してカッコ悪い

カスタムのフェイス、特にヘッドランプ周りが力強く見えない。
サイドガーニッシュは安っぽいので不要

しかも、このサイドガーニッシュ、カスタムじゃないタントに今回新設定されたツートーンカラーを選ぶと
もれなくついてくる

このあたり、ダイハツさんはどう思っているのか