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ハイエースで全日本ラリー選手権に参戦、前代未聞の挑戦をとおして走りのパーツを開発

掲載 更新 21
ハイエースで全日本ラリー選手権に参戦、前代未聞の挑戦をとおして走りのパーツを開発

2021年3月1日、自動車用品の販売を行う丸徳商会が、サンコーワークスとともにチーム「CAST RACING」を結成し、2021年の全日本ラリー選手権にスポット参戦することが正式に発表された。1BOXのトヨタ ハイエースでラリーの最高峰に参戦するのは世界的にも珍しいことで、その挑戦に注目が集まっている。

丸徳商会が「CAST」の取り扱いを開始することになったのがきっかけ
丸徳商会は埼玉県深谷市に本社を置く自動車用品会社。自動車部品や用品、機械工具の販売を主な事業内容とする。その丸徳商会が1BOXのハイエースでラリーに挑戦することになったのは、千葉県のサンコーワークスが展開する200系ハイエースの機能パーツ「CAST(キャスト)」の取り扱いを開始したことがきっかけになったという。

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実際に過酷な状況で極限の走りを繰り返すことで、乗り心地やハンドリングを追求して製品の開発、セッティング、販売に生かそうというのが狙いだ。サンコーワークスはラリーやレースといった競技車両の製作を行うモータースポーツショップでもあり、丸徳商会が参戦を持ちかけて実現することになった。

ラリーには2台体制でのぞむことで、異なるセッティングで違いを確認しながら開発を進めていく。1台は「CAST RACING SANKO」というエントリー名で、ドライバーはサンコーワークス代表の喜多見孝弘、コ・ドライバーは木原雅彦が担当。2台目は「CAST RACING MARUTOKU」というエントリー名で、ドライバーにモータージャーナリストの国沢光宏、コ・ドライバーに槻島ももを起用する。車両は現行型トヨタ ハイエース(型式:TRH200)で、参戦クラスはJN-3クラスとなる。さらに「CAST RACING MARUTOKU」は丸徳商会の社員ドライバー板倉麻美を起用し、他カテゴリーのラリーへの参戦も予定している。

チーム「CAST RACING」の監督は丸徳商会 代表取締役社長の徳間信平が務める。2021年の全日本ラリー選手権には、第3戦:ツールド九州2021 in 唐津(4月9日~11日)、第5戦:RALLY丹後2021(5月21日~23日)、第6戦:MONTRE 2021 (6月11日~13日)、第9戦:RALLY HOKKAIDO(9月10日~12日)への参戦を予定。そのほか、ラリーイベントと併催でハイエース オフ会なども計画している。

「CAST」はサンコーワークスが展開する200系ハイエースの機能パーツのシリーズ名称。また「CAST」シリーズと並行して、サンコーワークスでは特許を持つ新発想ショックアブソーバー チューニング「Neo Tune(ネオチューン)」、トルク感知式「サイレントLSD」、40段調整式 Neo Tune 別タンク式ショックアブソーバーも好評で、その製品ラインアップ拡充やセッティングにも生かされていくと期待される。

[ アルバム : 「CAST RACING」ハイエース はオリジナルサイトでご覧ください ]

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