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『メルセデス・ベンツ Cクラス』に仕様変更。先進安全装備を全グレード標準装備化

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『メルセデス・ベンツ Cクラス』に仕様変更。先進安全装備を全グレード標準装備化

 メルセデス・ベンツをグローバル市場で支える屋台骨モデル『Cクラス』が一部グレードで仕様変更を受け、ベーシックグレードの『C180』を筆頭に『C200』、『C200 4MATIC』、そしてクリーンディーゼル搭載の『C220d』に、従来はオプション設定だったレーダーセーフティパッケージが標準装備化された。これで全グレードが先進安全運転支援機能(ADAS)を備え、2月28日より受注開始となっている。

 メルセデスの誇る最新の安全支援機能レーダーセーフティパッケージは、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況をより的確に把握することが可能となり、アクティブセーフティの面だけでなく快適なドライブ環境を生み出す運転支援機能としても大きな役割を果たしている。

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 従来より“ディストロニック”と呼ばれてきた先行車追従のアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、現行『Cクラス』ではアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックに進化を果たし、自動再発進機能も実装。

 新たに停止している先行車の検知も可能とし、先行車や停止中の車両との距離が突然縮まった場合には、警告灯と警告音でドライバーにアラート。また高速道路での渋滞時に自動停止した際、30秒以内に先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進するなど(一般道では3秒以内)ドライバーの負担軽減に威力を発揮する。

 さらにその状況で30秒以上停止していた場合は、アクセルを軽く踏む、またはステアリング上のスイッチを使用しての再発進も可能となっている。

 また、車線の曲率と先行車に加えて白線などのラインが不明瞭な道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストするアクティブステアリングアシストや、同機能が高速道路上で起動している際に、ウインカーを点滅させると3秒後に自動で車線を変更するアクティブレーンチェンジングアシストなどの最新ADASも備える。
 これらの機能は、車両周囲を監視しているセンサーが他の車両などとの衝突の危険が無いことを確認し、安全が確保された場合に作動するが、ドライバーが一定時間ステアリング操作を行わない場合は警告灯と警告音によってステアリングを握るよう促し、急病時などそれでもドライバーがステアリング、アクセル・ブレーキ、タッチコントロールボタンの操作反応が無い場合は、さらに警告音を鳴らしながら緩やかに減速して停止するアクティブエマージェンシーストップアシストの機能も内蔵されている。

 この自動ブレーキ系の機能には、先行車とその左右の車線を監視して、突然渋滞の最後尾が現れた場合などに前走車との衝突の危険を検知し、回避スペースのない場合に作動する渋滞時緊急ブレーキ機能や、歩行者の飛び出し検知機能を持つアクティブブレーキアシスト、その際に歩行者などとの衝突の危険を検知すると、システムが正確なステアリングトルクを計算してドライバーのステアリング操作をアシストする緊急回避補助システムなど、多くの補助機能も備わる。

 そのほか、カメラによる視認機能を活かして制限速度などの標識を読み取り、ディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに注意を促すトラフィックサインアシストや、前輪が白線を越え車線をまたいだと判断した際にステアリングを断続的に微振動させ、反応がない場合は自動補正ブレーキをかけるアクティブレーンキーピングアシスト、そしてリアバンパーのレーダーセンサーにより、降車時にも警告する機能を持つアクティブブラインドスポットアシストなど、万全の装備が整えられている。

 このレーダーセーフティパッケージが新たに標準化された前述のグレードは、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの全ボディバエリエーションに適用され、価格は484万~1541万円。全ラインアップの価格改定が実施される2020年4月1日以降は、489万~1556万円となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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みんなのコメント

1件
  • 安全性を売りにするメーカーならもっと早く全グレード標準装備化しないと、やっとかって思った。

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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