競技ドリフトを知り尽くしたビーレーシング渾身の作
3.4L+TO4Zタービンが繰り出す驚異のトルク特性
「JZX100ドリフト仕様の最高峰!」計算し尽くされたメイキングは感動モノだ
この鮮やかなイエローで彩られたJZX100マークIIは、神奈川県の老舗チューナー“ビーレーシング”が、平成のD1グランプリを盛り上げた手塚強選手とタッグを組んで開発した競技ドリフト仕様だ。
心臓部はBCのストローカーキットを組み込んで3.4Lまで排気量を拡大。ヘッドも東名パワード製ハイカムの投入を軸にくまなく手を入れ、溢れる大トルクがレブリミット7400rpmまで突き抜けるような特性を狙った。サージタンクはトラスト製で、スロットルには定番のインフィニティQ45用を使っている。
低速からの立ち上がりを重視して選んだというタービンは、ウエストゲート式のTO4Z。最大ブースト1.6キロ時にピークパワーは640psに達する。
マネージメントには手頃な価格と拡張性に注目し、アダプトロニック社のフルコンをセレクト。燃調、点火、可変バルタイ、可変吸気などを緻密にコントロールする。
排気系はワンオフのフルストレート構造で、マフラー部はSTガレージの製品を加工してテールエンドをドルフィン化。サーキットの音量規制に対応させるための策だ。
ローダウン仕様のJZX100で問題となる右フェンダー部を通るハーネスは、エンジンルーム側に移設。タイヤ干渉による破断やショートのトラブルを回避する。
足回りはD-MAXの車高調(F22kg/mm R12kg/mm)でセットアップ。トラクション性を重視し、リヤのスプリングレートを極端に落としているのが特徴的だ。アーム類もD-MAXの調整式をフル投入し、アライメントの自由度を高めている。LSDは東名パワードのテクニカルトラックスで、ファイナルは3.9だ。
ドリフトに重要な切れ角は、きっずはあと製のショートナックルでアップ。アッカーマンアングルは、フルカウンター時にかなり転がるような味付けだという。
ブレーキはプロジェクトミューのシステムを前後に投入。リヤは油圧サイド対応のモデルだ。ホイールはワークのエモーション極で、タイヤにはグッドイヤーのイーグルRSスポーツ(F255/35-18 R265/35-18)を組み合わせている。
快適装備が全て撤去され、完全なレーシング仕様としてリメイクされたコクピット周り。ミッションはホリンジャーの6速シーケンシャルドグで、サイドブレーキにはコントロール性の高い油圧式を導入。それぞれのレバー位置はサイドブレーキの引きやすさを優先してレイアウトしている。
ロールケージは溶接ではなく脱着可能なボルト留めとしているのもこのマシンのポイント。路面コンディションや天候などによって剛性を調整できるようにしているのだ。
エクステリアはスタイリッシュなD-MAXのボディキットでフル武装。パッと見はどこにでもいそうなツアラーVだが、その実は、強靭なボディにハイレスポンスなパワーユニットを詰め込んだ生粋の競技ドリフトスペック。実に魅力的なチューンドだ。(OPTION2誌2015年1月号より抜粋)
●問い合わせ ビーレーシング 東京都町田市小川1704-1 TEL:042-799-7800
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みんなのコメント
大変な事になる
ゼロヨンでブレーキが効かずクラッシュしたとか
笑うに笑えない話が昔あったな