ABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦するニッサン・フォーミュラEチームは、11月5~8日にスペインのハラマ・サーキットで開催されたプレシーズンテストに参加し、ふたりのドライバーが合計389周を走行した。
新マシン『GEN3 EVO』が導入される2024/2025年フォーミュラEのシーズン11に、ニッサン・フォーミュラEチームはオリバー・ローランドとノルマン・ナトのふたりを起用して、悲願のチャンピオン獲得を狙う。
GEN3EVO初登場のフォーミュラEテストは、ジャガーのエバンスが最速。最終日出走の小山美姫は4番手
12月7日のシーズン開幕を前にハラマ・サーキットで開催されたプレシーズンテストに参加したニッサン・フォーミュラEチームは、両ドライバーが今後2シーズンにわたって使用されるGEN3 EVOマシンをドライブ。アップデートされたタイヤや全輪駆動システムなどを重点的に確認した。
テスト3日目の7日(木)には、シーズン11から導入される『ピットブースト』を試す機会も設けられた。このピットブーストは、ピットレーンで30秒間、600kWの急速充電を行うことで、マシンのエネルギーを10%向上させるとともに、アタックモードを起動することができるようになる仕組み。
4日間のテストで計389周を走行したニッサン・フォーミュラEチーム。最終セッションではローランドが6位、ナトが10位でともにトップ10に入り、テスト全体ではローランドが7位、ナトが12位となり「有益なデータと情報」を得ることができたとのこと。
また、最終日午後に行われた女性限定テストセッションでは、F1アカデミーで活躍するアルピーヌ育成のアビー・プリングがトップタイムを記録している。テストを終えてのドライバーたちのコメントは以下のとおり。
オリバー・ローランド
「僕たちにとって非常に価値のある1週間で、新しいGEN3 EVOマシンや新しいパワートレイン、タイヤを把握することができた。タイヤは性能を発揮するポイントまで持っていくのが難しいけど、そこまで到達すれば高いグリップを発揮するから、レースが面白いものになるはずだよ。サンパウロでのパフォーマンスを最大化するため、セッションを通じて収集したデータを分析していく」
ノルマン・ナト
「テストセッションの最終目的は、開幕戦に向けて準備を整えることだ。300kWモードでのフィーリングは良いから、パワーが上がったときのパフォーマンス向上に向けて引き続き取り組んでいく。今週学んだことをもう一度確認し、サンパウロでのイベントに備えることが重要だね」
アビー・プリング
「本当にエキサイティングなセッションだった。シミュレーターで学んだことを実際に体験できたし、ニッサン・フォーミュラEマシンを運転するスリルを感じることができたわ。ラップタイムも良くて全体のパフォーマンスに満足しているけれど、タイヤのピークでさらにタイムを引き出せる余地があったと感じる。新シーズンに向けてチームをサポートできたことを嬉しく思う。またマシンをドライブする機会があることを願っているわ!」
トマソ・ヴォルペ(ニッサン・フォーミュラEゼネラルマネージャー兼ニッサン・フォーミュラEチームマネージングダイレクター)
「まずは、先週の洪水被害に対し、バレンシアのみなさまにお見舞いを申し上げます。今回のテストでは、新しいGEN3 EVOに関して多くのデータを収集することができた。全輪駆動システムと新しいタイヤによる変化が大きく、すべてのチームにとってシーズン開幕に向けて有意義な機会だったと思っている。ピットブーストの採用によって、これまでとは異なる特徴がレースにもたらされるだろうね」
「ドライバーは、ナトがチームに非常によく馴染み、ローランドもロンドンでのレースからしっかりとスピードを取り戻している。女性限定セッションに参加したプリングは非常にプロフェッショナルで、素晴らしいパフォーマンスを発揮し、タイムシートのトップに立った。この成果に非常に満足しており、サンパウロに向けてさらなる改善のための基盤が整ったよ」
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