7月15日、トヨタ自動車の北米法人は、「カローラ」のスポーツグレード「APEXエディション」を発表した。
限定6000台
北米市場で販売されている現行カローラ・セダンに、限定6000台の、APEXエディションなるスポーツ志向のモデルが追加された。「SE」と「XSE」グレードに設定される。
サスペンションには、スポーツ走行を意識した専用チューニングが施され、車高は約15mm低められた。フロントとリアにはスタビライザーが追加され、コーナリング時のロールを抑えたという。
18インチのブラック・アルミホイールは、1本あたり約1kg軽いという。また、ブレーキの冷却性能も向上したとされ、こうした足まわりの変更にあわせて、電動パワーステアリングの味付けも調整されている。
ボンネットの下に収まるのは、169psと204Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ガソリンの自然吸気エンジン。組み合わされるトランスミッションはCVTと6MTだ。排気システムも見直され、より豪快な排気音が楽しめるという。
外装には、ブロンズのアクセントが入った専用フロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザーを装備。ルーフとミラーキャップはブラックになる。ボディカラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3色。
内装には、ステアリング・ホイールやシフトブーツなどにブロンズのステッチが施される。シート表皮は、SE APEXエディションがプレミアムファブリックを、XSE APEXエディションが「SoftTex」と呼ばれる人工皮革を、それぞれ使う。
カローラAPEXエディションの価格や販売時期は今後明らかにされる。
文・稲垣邦康(GQ)
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