1月10日に千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2020。会期初日の15時から『Rally Japan』と題したデモランが屋外イベント広場で行われ、2020年からTOYOTA GAZOO Racing WRT入りするセバスチャン・オジエがトヨタ・ヤリスWRCでの走りを披露した。
このデモランは2020年11月11月19~22日に愛知県と岐阜県でWRC世界ラリー選手権の日本ラウンド、ラリー・ジャパンが復活することを受けて行われたもの。ステアリングを握ったのは2013~18年のWRC王者オジエだ。
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トヨタの白をベースとしたレーシングスーツに身を包んだオジエとコドライバーのジュリアン・イングラシアは集まったファンから熱い声援を浴びながらマシンに乗り込むと、コンクリートフェンスのギリギリまで攻める走りを披露。最新WRカーならではの迫力をみせつけた。
オジエは2019年12月にチームへ移籍してきたばかりで、ヤリスWRCでの走行もヨーロッパ圏でテスト走行を行った程度。もちろん日本でヤリスWRCを走らせたのは、これが初めてのことだった。
また、デモラン後には観客のなかから抽選で選ばれた2名がオジエのサイドシートに座る同乗走行も行われ、WRC王者の走りに酔いしれていた。
この『Rally Japan』デモランは11~12日の13時にも開催される予定。なお、この2日間はオジエではなく、2020年はWRC8戦へスポット参戦する勝田貴元がデモランを担当する。
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