■600馬力超えの最強「マスタング」登場
2022年10月5日、フォードは同年9月14日に発表したスポーツカー新型「マスタング」のレース仕様車である「マスタングGTスーパーカー」世界初公開しました。
【画像】ド迫力ウィング&オバフェンがイカツイ!「マスタング」の最強モデル「マスタングGTスーパーカー」と市販モデルの画像を見る(66枚)
搭載される600馬力超えのエンジンは、新型マスタングのエンジンをベースに作成されるなど、量販モデルとも密接な関係を持っています。このクルマはどのような成り立ちなのでしょうか。
フォードはアメリカに本拠を置く、国際的な自動車メーカー。マスタングは同社が製造販売するスポーツクーペです。
マスタングの初代モデルは、1964年に開催されたニューヨーク万国博覧会で世界初公開。以来、1974年に登場した2代目、1979年登場の3代目、1994年に登場した4代目、2005年登場の5代目、2014年登場の6代目と進化を続け、その歴史は58年と長寿です。また2014年以来7年連続で、「世界でもっとも売れているスポーツクーペ」として存在しており、原産国であるアメリカのみならず世界中から愛されるスポーツカーです。
9月14日に発表された新型マスタングは、約8年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた7代目モデル。
そのエクステリアは歴代モデルをインスパイアしながら、彫りの深さを加えエッジを効かせた、これまでで最も幅広い顧客層を狙ったデザインです。
エンジンは、2.3リッター直列4気筒ターボチャージャーエンジンと5.0リッターV型8気筒エンジンから選択が可能。V型8気筒エンジン搭載モデルのみ、トランスミッションを6速MTもしくは10速ATから選ぶことができます。
新型マスタングの発表と同時にカスタムモデルである「ダークホース」も発表されています。
マスタング ダークホースには、最高出力500馬力を発揮する強力な5リッターV型8気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、6速MTもしくは10速ATを選択可能です。
エンジンだけでなく、通常のマスタングと比較し、冷却性能の強化やブレーキ性能の強化、エクステリアパーツの変更など多数の改造が施されています。
ダークホースを含めた新型マスタングの生産はミシガン州フラット ロックの組立工場でおこなわれます。
※ ※ ※
今回世界初公開された「マスタングGTスーパーカー」はそんな新型マスタング初のレースカーモデル。オーストラリア ニューサウスウェールズ州バサーストにあるマウント パノラマ サーキットでおこなわれるレース「バサースト1000」に向けて作成されたといいます。
マスタングGTスーパーカーの制作は、フォードのホモロゲーション・チーム「ディック・ジョンソン・レーシング」がフォード・パフォーマンスと共同でおこないました。
エンジンには、最高出力600馬力超えのV型8気筒“コヨーテ”エンジンを搭載。このエンジンは前述の量販モデルに搭載される5リッターV8に改造を施したものです。
エクステリアでは、ローダウンが施され全体的なスタンスが低下しているるほか、オーバーフェンダーが取り付けられ車幅が増幅し、迫力を増しています。フロント・リアバンパー、サイドスカートなどのエアロパーツも変更されており、巨大なGTウィングも取り付けられています。
このクルマについて、フォード・オーストラリアとニュージーランドの社長兼CEOであるアンドリュー・バーキッチ氏は以下のようにコメントしています。
「私たちは新しいマスタングGTスーパーカーを世界に見せることができてとても誇りに思っています。このクルマとてもセンセーショナルで、騒々しく、速いです。トラックで走る姿を見るのが待ちきれません」
マスタングGTスーパーカーは、発表と同日、練習走行をおこない、10月9日に予選を走りました。
一方、市販モデルの新型マスタングは、2023年後半にオーストラリアに導入されると同時に公表されています。
※ ※ ※
マスタングは、過去日本でフォード・ジャパンが輸入・販売していましたが、2016年9月にフォード・ジャパンが撤退し、現在は正規販売がなく一部並行輸入業者が販売するのみとなっています。
「世界一売れたスポーツ クーペ」とされるマスタングですが、日本でその姿を見るのは希少な機会となっています。
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みんなのコメント
わかるけど、まだアメ車に抵抗がある。