待望のリトラクタブルファストバックも登場!
2015年5月29日(日)、長野県にある軽井沢プリンスホテルのプリンススキー場駐車場で、マツダ・ロードスターが集結する「軽井沢ミーティング2016」が開催された。
2016年4月22日、マツダ・ロードスターの累計生産台数がに100万台に達し、名実ともに「世界一のクルマ」となった。そして4代目のNDロードスターが「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」、「2016 ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」、「2016 ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したこともあり、記念すべき回だといえるだろう。
今年も好天に恵まれたこの日。早朝から軽井沢周辺では多くのマツダ・ロードスターが行きかい、どのクルマも幌を開けて、お互い手を振りあう光景が随所で見られた。
参加台数および参加者数は回を重ねるごとに大きく数を伸ばしている。今回も事前の参加申し込みが大幅に増えたため、使用するショッピングプラザの有料駐車場への参加車両を抑制するという狙いのもと、当日参加受付を中止するという厳しい判断も行なわれた。ちなみに公共交通機関での来場、事前申し込みチケット保有者の車両への同乗の場合のみ参加が可能となった。 今回も、マツダ商品本部の山本修弘主査、デザイン本部の中山 雅チーフデザイナーを筆頭に、NDロードスターにかかわって来たスタッフを中心に総勢33名がマツダから参加(そのうち7名が自主参加であるという)。また、初代から3代目までのロードスター開発主査で、現在は山口東京理科大学で教鞭をとっている貴島孝雄さんらも駆け付けた。
この軽井沢ミーティング初回開催時から行なわれているロードスターペダルカーレースも実施。5歳以下のお子さんによる直線での競争。ちゃんと勝ち上がって優勝すればトロフィももらえる!
ロードスター累計生産100万台達成記念車も登場し、来場者たち署名の行列が一日中途絶えることはなかった。この記念車は、5月3日の広島フラワーフェスティバルを皮切りに世界10か国以上のファンイベントなどを回るワールドツアーを敢行する。この軽井沢ミーティングの後、イギリスにわたり欧州、北米、そしてオーストラリアも回ることになる。
そして、お待ちかねのサプライズは、4代目マツダ・ロードスターのRF(リトラクタブルファストバック)モデルだ。ニューヨーク国際自動車ショーに2016年3月に初公開された車両そのものである。そのため、正式な車両名はロードスターの海外モデル名であるMX-5 RFとなる。会場では何度も何度もルーフの電動開閉を行なってくれた。
今回の参加者数は2402名、参加台数は1363台(昨年は2170名/1323台)となった。前日の行なわれた前夜祭も前年比30名増の235名が参加。軽井沢ミーティング自体も過去最大のイベントとなった。
(文と写真:青山義明)
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