KTMは現在、経営再建に向けた取り組みが進められているが、同社のMotoGPチームは12月11~12日にかけてテストを実施している。
2024年シーズンをコンストラクターズランキング2位で終えたKTM。しかし11月下旬、噂されていたとおり経営状態の悪化が事実であり、非常に厳しい状況に追い込まれていることが分かった。
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KTMの負債額は約30億ユーロ(約4714億円)にも及ぶと見られており、現在は再建手続きを申請。救済と立て直しに向けた努力が続けられている。
そうした中、KTMのレース部門はMotoGPプロジェクトの正常化の兆しを示さんとばかりに、ヘレス・サーキットでのプライベートテストを実施している。彼らは12月11~12日にかけて、テストライダーのダニ・ペドロサとポル・エスパルガロのふたりを起用し、走行を行なっている。
なおテスト自体は、財政危機が明らかになる数ヵ月前から計画されていたもので、ポストシーズンテストにおけるペドロ・アコスタのテストの結果と合わせ、エアロダイナミクスの組み合わせなどをさらに試し、2025年型バイクの方向性を最終的に決定することが目的だと見られている。
KTMは経営再建を図る中で、MotoGPマシンの開発を一時停止したことも分かっている。そのため今回のプライベートテストが、ひとまず最後の進化となるだろう。なおKTMは2025年2月末までに債権者側と再建計画について合意することを目指している。
なお2025年からファクトリーチームのライダーとなるペドロ・アコスタはこのテストで走行できないが、開発状況を追うためにテストへの帯同は打診されていたようだ。ただアコスタはKTMからの財務状況についてより確かな説明を受けることを待っている段階であり、ヘレスには行かなかったようだ。
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