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オヤジだってトキメキたい!! もはや絶滅!? と思いきや、まだあった!! ちっちゃくても速いかっとび車

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オヤジだってトキメキたい!! もはや絶滅!? と思いきや、まだあった!! ちっちゃくても速いかっとび車

 コンパクトカーや軽自動車に限らず、スポーツが淘汰されて久しい昨今。スポーツカー好きにしてみれば「欲しいクルマがない」と嘆いている人もいるかもしれないが、よくよく探してみるとまだまだ“ちっちゃくても速いクルマ”はたくさんあるのがホントのトコロ。ここでは元気な走りはもとより、スポーティなビジュアルも魅力の5モデルを紹介するが、アナタの好みはどれ?

文/FK、写真/ダイハツ、トヨタ、日産、フォルクスワーゲン、ホンダ

オヤジだってトキメキたい!! もはや絶滅!? と思いきや、まだあった!! ちっちゃくても速いかっとび車

ホンダ・フリード モデューロXのミニバンならぬ走りの良さにドリキンも絶賛!

圧倒的な存在感を放つとともに、所有することに対する満足を高めたスポーティな専用デザインが採用されたフリード モデューロX

 2021年6月末にシリーズ累計販売台数が100万台を突破した5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして人気を集めているフリード。

 どちらかといえばファミリーカーのイメージが強いフリードだが、だからといって侮ってはいけない! なぜなら、フリードには専用のカスタマイズパーツを量産の過程で装着して販売する、スポーツテイスト満点のコンプリートカーであるモデューロXというモデルが存在するからだ。

 2017年12月に発売されたフリード モデューロXは、専用開発のサスペンションや空力特性を活かしたパーツなど、ホンダが誇るModuloブランドが培ってきた上質でしなやかな走りを実現するチューニングが施された一台。

 モデューロX専用にチューニングされたサスペンション&15インチアルミホイールや空気を車体の下面にも導いてリフトバランスを最適化し走行安定性や旋回性能を高める実効空力デバイスが生み出す、ミニバンらしからぬスポーティな走りは“ドリキン”として名を馳せる土屋圭市さんも絶賛するほど!  

 それでいながら、ミニバンとしての使い勝手の良さや室内の快適性はいっさい損なうことなく、ドライバーには意のままに操ることができる走りを追求した運転の楽しさを、同乗者には上質で快適な乗り心地を提供してくれるのだ。

 2020年5月には上質でスポーティな乗り味を磨き上げるべくマイナーチェンジも敢行するなど、ホンダらしさが存分に感じられる一台に仕上げられていたが、現在は残念ながら生産終了に……。だったら! タマ数は決して多くはないものの中古で狙ってみてはいかが?

コスパ抜群のトヨタ・アクア GR SPORTで速さにときめけ、明日にきらめけ!?

フロントバンパー&ロワ加飾バー、専用ラジエターグリル、専用リアバンパーロアカバーなどで武装した、見るもアグレッシブなアクア GR SPORT

 2代目アクアの登場から4カ月後の2021年11月に発売されたアクア GR SPORT。

 アクア G'sからスポーティな走りを受け継いで2017年にデビューした先代アクア GR SPORTは、GRが手がけるスポーツコンバージョン車シリーズとしてクルマや走りの楽しさを提供するロング&ベストセラーモデルとして好評を博したが、2代目アクア GR SPORTでは誕生当時から変わらない“意のままに操れる歓び”というコンセプトを踏襲しつつも、先代アクア GR SPORTから操縦安定性や加速性能が大きく向上。

 ベースとなるアクアの高いボディ剛性をより強固なものにするためにフロア下2箇所にブレースを、リアバンパーリンフォースを追加して操縦安定性の向上とフラットな乗り心地に確保するとともに、専用のサスペンションチューニングにより優れた応答性、適切な車両姿勢やコントロール性能、質感の高い乗り心地を実現。

 また、電動パワーステアリングを専用にチューニングすることで操舵フィールの向上も達成し、クルマとの一体感ある走りを実現している。

 もちろん、GR SPORTの名乗るだけに標準モデルとは一線を画すエクステリアもファンクショナルマトリックスグリル、専用バンパーの採用、ワイド&ロースタンスの専用デザインで走行・空力性能向上に寄与する機能美を徹底追求。

 しかも、これだけのスペックを誇りながら車両本体価格は約260万円と比較的お手頃なこともアクア GR SPORTの特筆点と言えるだろう。

何から何までアツすぎるスペックがオジサン世代を虜にするVW・ポロ GTI

ポロ GTIは車両本体価格が411万3000円と少々値は張るものの、それを補って余りあるハイパフォーマンスと充実装備が魅力

 2022年6月にマイナーチェンジを行ったVWのポロは、初代モデルが1975年にヨーロッパでデビューを果たして以来、全世界で1800万台、1996年に本格導入した日本でも累計約30万台を販売した“世界で最も成功したコンパクトカー”の一台であり、かつ日本の道路事情に合ったサイズと使い勝手の良さ、さらにはお洒落でカジュアルな輸入車というイメージから人気が定着している。

 そんなポロのパフォーマンスモデルとして2022年11月に登場したポロGTIは、207psの最高出力を誇る2.0 TSIエンジンや専用にチューニングされたローダウン仕様のスポーツサスペンションを採用した“コンパクトホットハッチモデルの雄”とも呼べる存在だ。320Nmの最大トルクを1500~4500回転の広範囲で発生させ、0-100km/h加速も6.5秒という抜群の走行性能は、クルマ好きのスポーツマインドを激しく刺激してくれることは確実。

 また、見た目にもアグレッシブなハニカム形状のフロントグリル、左右のヘッドライトをつなぐ車幅灯とともにヘッドライト内部まで赤いアクセントラインが走るGTIらしさが際立つエクステリアデザインも大きな見どころとなっている。

 加えて、インテリアもGTI伝統の赤いアクセントが各所に施され、GTI専用のマルチファンクションステアリングホイールや専用表示のデジタルメータークラスターを採用したコクピットも、ドライブしているだけでワクワクできるスポーティさがしっかりと演出されている。

日産・ノート オーラNISMOを現代のホットハッチと呼ばずして何と呼ぶ?

レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化した空力性能を実現するデザインを採用して高速走行時の操縦性安定をはじめとする走行性能を高めたノート オーラNISMO

 “インテリジェント モビリティ”という取り組みを通して、クルマを未来へと導く日産の象徴的存在であるノートとノート オーラ。2022年上半期のハイブリッド車を含めた電動車の国内登録車販売においても5万6942台でNo.1に輝いたことは記憶に新しいところだろう。

 そんな同車において、NISMOのこだわりを満載して2021年8月に発表されたノート オーラNISMOは、現代のホットハッチと呼ぶに相応しいスペックが魅力の一台。

 見るからに速そうでイカつい、NISMOのアイコンであるレッドアクセントのレイヤードダブルウイングを採用して低重心かつワイド&ローフォルムを実現したノート オーラNISMOだが、走りも超一級品でハイグリップタイヤの性能を最大限に引き出す専用サスペンションの採用と車体剛性配分の最適化によって高揚感をもたらすハンドリング特性を実現。

 しかし、それ以上に注目すべきは電動車の真骨頂とも言うべき俊敏なレスポンスと伸びのある加速にある。ノート オーラの走りは標準モデルでも評価は高いが、ノート オーラNISMOでは走りの良さをさらに高めるべく、ドライブモードに専用のNISMOモードを設定。

 実際に体感した人であればご理解いただけるだろうが、NISMOモードを選択した時の走りはまさに異次元! 強烈すぎる加速力と超絶なアクセルレスポンスを味わえるのだ。アクセルを踏むごとに針がビュンビュン動きまわるパワーメーターの様子など、スポーツ心をくすぐってやまない。車両本体価格286万9900円と若干高めで、ボディサイズも他のモデルよりも少々大きめだが、現代のホットハッチには抗いがたい魅力がある。

普通の軽スポーツに飽き足りない人にはダイハツ・キャスト スタイルがある!

赤色をアクセントとした外観や内装デザインでスポーティさを表現したキャスト スポーツ。パドルシフト付MOMO製革巻ステアリングホイールや16インチアルミホイールなど、専用アイテムも多数装備されていた。新車価格は、164万7000円~177万1000円だった

 2015年9月に登場したキャストはデビュー当初、コペンと同じサスペンションチューニングを施したスポーツグレードが存在していた。

 しかし、2020年3月に生産が終了に。いまや絶滅危惧に瀕する貴重な軽スポーツがまた一台……と思いきや、実は上位グレードに64psの最高出力と92Nmの最大トルクを発生するツインカムDVVT 3気筒12バルブのインタークーラー付きターボエンジンを搭載したスポーツモデル=キャスト スタイルが存在することをご存じだろうか? 

 サスペンションの特性見直しや剛性アップなどムダなステアリング操作が少なく、運転時のストレスを軽減するチューニングを施した“Dサスペンション”をはじめ、トンネル後端・リアサスペンション取り付け部・サスペンションメンバーなどの剛性を高めて操縦安定性と優れた乗り心地を両立した“Dモノコック”、パワーモードスイッチによってスロットルをより高開度に制御することで軽快な走りとスムーズな加速を実現した“Dアシスト”などの装備で軽自動車ならではの軽快さに走る喜びをプラスしたキャスト スタイル。

 ボディカラーもメーカーオプションだが、7種類から選べる2トーンカラーのデザインフィルムトップを設定し、スポーツテイストを演出することも可能だ。軽スポーツと言えばダイハツのコペンやホンダのN-ONE RSが定番だが、人とは違う軽スポーツが欲しいという人はキャスト スタイルの選択も視野に入れてみては?

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みんなのコメント

24件
  • ポロGTIとオーラNISMOはありだと思うけど、他は色塗って外装部品張り付けただけじゃん。
  • そこらへんのスイスポにでも乗らせておけ!

    オヤジならそれで足りる!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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