「RX-7以上の力強さと美しさをRX-8に与える！」デザイン性と機能性を両立させたボディキットの全貌に迫る

ストック状態にはない刺激と洗練された美を追求

走りとともに進化する高機能なワイドプログラムを展開！

“走り”のイメージを全面に打ち出したRX-7に対し、チューニングベースとしてのRX-8は控え目なイメージがつきまとう。そんな、RX-8の偏ったイメージを変えるべく立ち上がったのが、実力派ショップとして知られる京都の“オートクラフト”だ。

エクステリアにRX-7に負けない攻撃性を求めて、オリジナルのボディキットを開発したのである。製品は前期対応のバージョンIと、後期対応のバージョンIIが存在するが、今回フィーチャーするのは、より美しさと洗練度を増したバージョンIIだ。

まずは、フロントバンパーから。象徴的な後期フォグを軸に大開口のメイン＆サブダクトを配置し、ラジエターやオイルクーラーに大量の走行風を送り込めるよう設計。リップ部は張り出し感を強調して、ダウンフォース効果を最大限まで高めるデザインとしている。

サイドステップは、シンプルでありながらも、グラマラスな前後純正フェンダーの迫力と美しさを引き立てるため、程良いボリュームとキャラクターラインが与えられている。シルエットに統一感を生み出し、メリハリを演出するためには欠かせないパーツだ。

リヤバンパーは、パラシュート効果の抑制を狙ったダクトが特徴的だ。適度にシェイプアップされ、別売のオーバル4テールマフラーを装備したリヤビューが、スポーツカーらしいシャープさを創出する。

リヤウイングは、後期純正ウイングをハイマウント化する100mmの延長ステーを開発。約10度の傾斜をつけて、アグレッシブさに磨きをかけている点も見逃せない。

付属するダクトネットにも強い拘りが隠されている。サーキット仕様であれば問題はないが、ストリートカーで開口部の大きいバンパーを装着するとスカスカなバンパー内部が丸見えになり、チープな印象を与えてしまう。そこで、付属のアルミネットには内部を隠すように傾斜させたフィンを採用しているのだ。

そんなバージョンIIエアロの魅力を増幅させてくれるオプションパーツも用意。それが、ノーマルのフェンダーラインを活かした前後ワイドフェンダーだ。

フロントは30mmワイドの設定で、パネル面積が増えて単調さが増すのを防ぐために、アクセントとしてダクトデザインを採用。結果的に、タイヤハウス内の空気とオイルクーラーを通過した熱を排出する役割も担っている。

一方のリヤは、リヤドアとのスペース的な制約の中で片側50mmのワイド化を実現。ワイドボディ専用のサイドステップ・バージョンIIも設定し、ステップも含めてデザインすることで圧倒的な張り出し感を演出している。

エアロボンネットもバージョンIIモデルを製作。エンジンルーム内の熱と空気を効率良く排出するアウトレットダクトを左右に配置し、センターにはバルクヘッド付近からフロアトンネルに向けて外気を送り込むインレットダクトを搭載する。

セッティングやパーツチョイスの自由度を広げるツールとして、サーキット派の注目を集めるワイドフェンダーだが、最近は北米を中心に海外からのオーダーが急増。ボディキットを含め、ドレスアップ派からも支持を集める名作エアロパーツだ。

●取材協力：オートクラフト京都 京都府京田辺市大住大峯1-7　TEL：0774-64-6466

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FDとFCをカスタムした姿を超えるのは難しいと思います。エイト頑張れ

エイトも良い！