■車外に取り付けられた4066個のLEDで車外とコミュニケーションも取れる!? 超高性能近未来セダン中国で登場
2022年7月5日に中国の新興EVメーカー・Human Horizons(華人運通)は同社が開発したHiPhi「Z」の詳細を発表・先行受注を開始しました。
【画像】名前は「Z」で顔は「GT-R」風?超高性能セダンHiPhi「Z」の画像を見る(18枚)
このクルマは従来のグランドツーリングカーを一新し、最先端のテクノロジーを搭載することで、比類なき次世代ドライビング体験を実現しているといいます。どのようなクルマなのでしょうか。
Human Horizonsとは、2017年に創業したスマートカー、スマート交通、スマートシティの「3つのスマート戦略」で、新エネルギー車の開発と生産を行う新興EVメーカー。そんなHuman Horizonsが展開するEVブランドがHiPhiです。
今回発表されたのは同社が開発しているHiPhi「Z」。従来のグランツーリングカーを一新し、最先端のテクノロジーを搭載することで、比類ない次世代ドライビング体験を実現する4ドアセダンです。
エクステリアには、4066個のLEDで構成される世界初のラップアラウンド・スターリングISDライトカーテンを乗用車に搭載し、乗員やドライバーが周囲の世界との交流することができます。
ドアには、10cm単位で位置決めが可能な超広帯域無線通信技術(UWB)が搭載されており、人や鍵、他の車両を自動的に検知し、ドアの開く速度と角度を調整することが可能です。
グリルには、アクティブエアグリルシャッター(AGS)が採用されており、リアスポイラーやウイングと連動し、車両の抵抗を自動的に調整、揚力を低減することで総合性能を向上させています。
インテリアは、ウルトラスエードバイオギャラクシーファブリックや流れるようなアンビエントライトパネル、23個のスピーカーからなるメリディアンオーディオシステム、レーシングバケットシートなど、近未来的な宇宙船のようなデザインを表現しています。
また、運転と同乗者の体験をあらゆる面で自動的にサポートしてくれる最先端のAIコンパニオン「HiPhi Bot」を搭載しています。
HiPhi Botは、照明、感触、音、香りを組み合わせて、没入感のある快適な環境を作り出すだけでなく、乗客と対話することも可能です。
世界で唯一の車両用の高速モーションロボットアームつきモニターを搭載し、さまざまな繊細な角度にモニター位置を調整可能です。
ZのADAS(先進運転支援システム)機能には自社開発のHiPhi Pilotシステムを採用、NVIDIA Orin Xチップ+QNX Neutrinoリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)が活用され、34個のセンサーとLiDAR技術で周囲の環境を常にスキャンし、運転や駐車のアシストなどが可能です。
シャシーには、オールアルミ製のダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、5リンク式リアサスペンション、エアサスペンション、CDC(Continuous Damping Control)連続可変ダンパーが組み合わされています。
また、後輪操舵・IVCダイナミックコントロールシステムを採用しており、後輪操舵角が左右合計13.2度となり、全長5mを超える車でありながら回転半径がわずか5.7mです。
バッテリーはCTP(Cell to Pack)技術による120kWhの高性能バッテリーパックを搭載、航続距離705km、0-100km/h加速は3.8秒です。
Zの価格は、価格は60万(約1225万円)から80万人民元(約1634万円)です。発表日である7月5日の発表と同時に予約受注を開始しています。
Human Horizonsの創業者でCEO兼会長のDing Lei氏は、このクルマについて以下のように述べています。
「Zは、Human Horizons社が独自に設計・製造したもので、当社の技術的進歩を示すものです。創造の限界を試すために費用は惜しみません。Zは、厳密なテストと開発を通じて、これまで明らかにされてきたコンセプトの95%以上を維持しています。」
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みんなのコメント
中国メーカーだからって、モノマネを印象づける記事は良くないと思います。