■2列シート4人乗りの「斬新セレナ」の正体は?
3列シートミニバンとしてファミリーを中心に支持されるセレナですが、電動4WDの「e-4ORCE(イーフォース)」を搭載した新モデルが2024年11月14日に発売されました。
そして、「セレナ マルチベッド」にもe-4ORCE搭載車が設定されます。
マルチベッドとは、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手掛ける、メーカー純正の車中泊仕様です。
通常時には送迎や通勤、買い物などに使用しながら、週末などは車内で寝泊まりする車中泊ができるようベッドキットを内蔵。さまざまな用途でマルチに使えるモデルとして、セレナをはじめ、「キャラバン」「NV200バネット」に設定されています。
そして、セレナ マルチベッドのパワートレインは、2リッターガソリンと1.4リッターエンジン+モーターを組み合わせた第2世代「e-POWER」ハイブリッドの2種類を設定。それぞれに「XV」「ハイウェイスターV」「AUTECH」といったグレードが用意されました。
駆動方式は、2リッターガソリンは2WDと4WDが設定されている一方、e-POWER車は2WDのみでした。そんなか、新たに「e-4ORCE」という電動4WDモデルが加わることになりました。
e-4ORCEは「エクストレイル」や「アリア」といったSUVに搭載されているシステムですが、ミニバンに搭載されるのはセレナ e-POWERが初めて。
フロントに120kW・315Nmのモーター、リアに60kW・195Nmのモーターをそれぞれ搭載し、滑りやすい路面のみならず、カーブでも安定した走りと力強い加速を実現します。
さらに、前後輪を最適に駆動コントロールすることにより、カーブや減速時の車両姿勢の変化も抑制され、乗員の頭の動きなどを減らして車酔いの低減を可能にするほか、「SNOW」モードが追加されて雪道での安定感を高めました。
加えて、最低地上高は通常モデルの135mmから150mmへとアップ。荒れた道での走破性向上も図っています。
また、リアフロアやリアサスペンションを新設計し、モーターの配置などを最適なレイアウトとすることで、2WDモデル同等の室内空間を確保するなど、使い勝手も考量されました。
通常のセレナは、3列7人乗り/8人乗りのシートレイアウトとなるところ、セレナマルチベッドは3列目シートを取り外した2列4人乗り/5人乗りです。
そして、今回新設定されたe-4ORCE搭載のセレナ マルチベッドは、2列目シートに左右独立式のキャプテンシートを採用する4人乗りのみの設定となっています。
車中泊をするには、リクライニングした2列目シートの上に、3枚に分割されたベッドシステム(格納式)を展開。これにより、前席より後ろをベッドスペースとして使用することができます。
ベッドスペースは長さ2120mm×幅1320mmと非常に広く、許容荷重150kgで大人2人がゆったりと寝ることができます。
また、通常のセレナではオプション設定となる防水シートを標準装備している点もマルチベッドの魅力のひとつ。ベッドマットにもシートと同じ防水性のある素材を使用し、汚れが拭き取りやすいようになっています。
さらに、ベッドシステムの下には荷物を格納できるスペースを確保。硬質塩ビマット張りの床面で、水に濡れたものや泥で汚れたものなども気兼ねなく載せることができます。
※ ※ ※
e-4ORCEを搭載したセレナ マルチベッドの価格(消費税込)は448万5800円から503万5800円です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【愚かなあおり運転の結末】このドライバーが時速178kmで後方から煽っていた先行車の正体は?バカで愚かな行為の非常に痛い代償とは?
リッター「約29km」走れるミニバンは“家庭の味方”!? 「ガソリン価格高騰」の“今”検討したい新車200万円以下のモデルも! 低燃費モデル“トップ5”とは?
【中国】トヨタの“クラウン ミニバン”こと「クラウン ヴェルファイア」がスゴイ! “超豪華”「王冠仕様」の「高級車」! デカすぎグリルがカッコイイ「迫力ミニバン」とは
約313万円で買えるトヨタ「ハリアー」!? 最上級仕様の「ほぼ半額」な「S」グレードに反響多数! 人気“高級SUV”の「廉価グレード」に“熱視線”集まる!
ついに! 浜松~長野つなぐ「青崩峠トンネル」完成!! 南アルプス山岳地帯の「4998m」三遠南信道の最難関部 3月に完成式開催へ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント