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【ターボは廃止】ポルシェ・マカン 改良モデル発表 エンジンとインテリア大幅進化

掲載 更新 14
【ターボは廃止】ポルシェ・マカン 改良モデル発表 エンジンとインテリア大幅進化

全体的にブラッシュアップ

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

【画像】ポルシェの人気SUV【マカン最新モデルを改良前と写真で比較】 全80枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ポルシェは、来年発売される新型のマカンEVに先立ち、現行モデルの2回目のフェイスリフトを実施した。パフォーマンスの向上、スタイリングの微調整、キャビンの全面的な見直しを行い、リフレッシュされている。

標準仕様のマカン、S、GTSは、いずれも従来よりもパワフルになった(ターボは廃止)。エントリーモデルのマカンは、2.0Lターボ4気筒エンジンを搭載しているが、最高出力は244psから265psに向上した。

マカンSの3.0L V6は2.9L V6に変更され、最高出力は26psアップの380psとなった。両モデルともにトルクがわずかに向上したため、0-100km/h加速のタイムが短縮されている。

一方、マカンGTSは2.9L V6にチューニングを施し、廃止されたマカン・ターボにほぼ匹敵する最高出力440ps、最大トルク55kg-mを発揮する。ポルシェによると、0-100km/h加速は4.3秒、最高速度は272km/hに達するという。

パフォーマンス重視のGTS

これまで同様、GTSはダイナミックなパフォーマンスを重視しており、トルクベクタリング、車高を10mm低くするスポーツエアサスペンション、高剛性のエアスプリングを採用し、素早いステアリング・レスポンスと安定性の向上を追求している。

フロントグリルの形状変更、リアディフューザーの改良、標準装備のLEDヘッドライト、19~21インチの大径ホイール(7種類の新デザインを用意)など、ラインナップ全体でスタイリングの変更を行い、現行モデルとの差別化を図っている。

GTSでは、ポルシェの伝統に則り、ブラックのトリムと専用のリアディフューザーが採用されている。

最新デザインのタッチパネル採用

デザインの刷新が最も顕著なのはインテリアだ。センターコンソールとコントロールスタックのデザインが変更され、カイエンやパナメーラと肩を並べる最新のレイアウトとなった。

最も分かりやすい変更点は、センターコンソールのギアセレクターの両側にあった物理的なボタンとスイッチが廃止されたことだ。その代わりにタッチパネルが採用されており、ギアセレクターの小型化と相まって、すっきりとした印象のセットアップになっている。

10.9インチのインフォテインメント・ディスプレイは引き続き搭載されており、まだ確定ではないが、世代交代する前にポルシェの第6世代インフォテインメント・ソフトウェア・プラットフォームにアップグレードされるものと思われる。

そのほかにも、「デザインの自由度を大幅に広げる」というパーソナライズ・オプションが多数追加された。ダッシュボード中央のアナログ時計は、これまでオプションの「スポーツクロノパッケージ」に含まれていたが、今回の改良で全モデルに標準装備された。

マカンは、進化するポルシェのラインナップの中で重要な役割を担っており、2014年の発売以来、60万台を販売しているという。女性の購入者も増え続けているようだ。

日本仕様の価格は、マカンが754万円、マカンSが977万円、マカンGTSが1188万円からとなっている。7月20日から予約受注が開始されている。

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みんなのコメント

14件
  • ターボ廃止とか、ガセネタもいいとこ。
  • 従前「マカン・ターボ」というツインターボ搭載の最上級モデル名(グレード名)があったことを知らない人にとっては、まったく意味不明な記事タイトルであり、記事内容。
    素のマカンも、以前も今回もターボエンジン搭載してるのでトリッキー。

    書いた記者がバカである、バカ記事。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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