大変革から2年目を迎える、2018年のF1マシン。今シーズンの開発ポイントはエアロ、サスペンション、制御、ERS(エネルギーリカバリーシステム)、PU(パワーユニット)、どれも重要な部分で多岐にわたるのだが……昨年、あるカリスマデザイナーに2018年マシンの開発の肝は何か聴いてみたところ、「軽量化第一だ。軽量化こそが走行性能を決める!」と言い切っていた。
そもそも今年の最低重量733kgは昨年のマシンよりも5kgも重くなっている。今年からコクピット上にハロなるドライバーのプロテクターが装着され、これが単体で8kgでブラケットも加えれば13kgの重さになるという。
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