おびただしい数のエイリアンが……
『エイリアン:ロムルス』は、恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』の“その後の物語”。映画界のレジェンドがメガホンをとってきた「エイリアン」シリーズの新たな担い手として『ドント・ブリーズ』で世界中を震え上がらせた鬼才フェデ・アルバレスが監督を務め、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット自身が製作を務めました。
寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”は、映画史上もっとも独創的なクリーチャーと言わしめたその不気味なデザインや、主演のシガーニー・ウィーバーらの名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞したレジェンド的作品。その後も関連作品が次々と誕生し、長きにわたって世界中から愛され続けています。
その最新作となる本作の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙──人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた“ロムルス”宇宙ステーションです。ただ、ロムルスが迎え入れたのは、若者たちだけではありませんでした……。解禁された映像には、次々と仲間がエイリアンに寄生され、襲われていく様子に戦慄する若者と、驚異の撮影技術で作り出された生々しくおびただしい数のエイリアンが映し出され、期待が高まります。
リドリー・スコット(『エイリアン』)、ジェームズ・キャメロン(『エイリアン2』)、デヴィッド・フィンチャー(『エイリアン3』)といった映画界の巨匠が礎を築いてきた「エイリアン」シリーズの新たなバトンを受け取った鬼才フェデ・アルバレス監督。シリーズへの有り余る愛を注入しつつも、本作単体でも十二分に楽しめる、まさに新たなエイリアンファンを取り込める作品だと自信をのぞかせます。
主演のレインを演じるのは、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞し、『パシフィック・リム:アップライジング』でも存在感を示したケイリー・スピーニー。彼女の絶望の中でエイリアンに立ち向かおうとする姿は「エイリアン」シリーズで、シガニー・ウィーバーが演じた主役のエレン・リプリーを彷彿とさせます。
その他にも『ライ・レーン』のデヴィッド・ジョンソン、『暗黒と神秘の骨』のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセードらの、今後のハリウッドを牽引する注目の若手俳優たちが、極限状態に追い込まれた無力な若者たちを全身全霊で演じます。
“エイリアンの創造主”リドリー・スコット監督と言えば、続編への期待も高まる『グラディエーター』といった歴史モノから、『ブレードランナー』といったSF作品まで、多彩な大ヒットを生み出し続けるハリウッドの大巨匠であり、数々の映画のなかでバイクが印象的に登場しています。なかでも、1989年の『ブラック・レイン』で松田優作がスズキ「GSX-R1100」に乗る姿は美しいシルエットと相まって忘れられない名シーンです。
果たして、宇宙最恐の生命体“エイリアン”が、どんな恐怖を見せてくれるのか?『エイリアン:ロムルス』は、2024年9月6日(金)より全国劇場にて公開です。
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