今回で16回目となったBless的趣味車ツーリングは、スペシャル・ショップ『オートモービルアシスト・ブレス』が企画・実施しているクルマ旅だ。毎年、春と秋に行われており、このところ、春は日帰りツーリング、秋は熱海HISTORICA G.P.への参加を目的とした日帰り/一泊ツーリングとなるのが通例となっている。
去る9月23日~24日にかけて実施されたのは秋の遠乗り会で、全15台(筆者の愛車を含む)の趣味車が熱海に集結した。
クルマ趣味をより楽しむためのツーリング
Bless的趣味車ツーリングは、ブレス・ユーザーはもちろん、その家族や友人も気軽に参加できるため、毎回大所帯となる。趣味車に乗って、子どもから大人までが参加しているのだ。熱海を目的地とした秋の遠乗り会では、走りと共に伊豆ならではの美味しい海産物を堪能でき、一泊組に関しては温泉や宴会も楽しむことができる。回を重ね、すでにオーナー同士が仲よくなっていることもあり、毎回、夜おそくまでクルマ談議が続いていた。
会場の長浜海浜公園に愛車を展示したBless的趣味車ツーリングの参加者たちは、メインステージでのオープニング・セレモニー、The Best Looking Car in 熱海G.P.の発表と表彰式等を楽しみ、15時から熱海の街中を走る熱海 G.P. RUN(パレードラン)に愛車を駆って参加した。
パレードラン終了後に、日帰り参加のオーナーはここで解散となった。夜の熱海G.P.ナイト(歓迎レセプション)に臨む参加者たちは、パーティ会場かつ宿泊先であるホテルニューアカオのパーキングスペースへと愛車を走らせた。
2日目は朝食後にホテルニューアカオを出発。熱海ビーチライン、真鶴道路、国道135号、西湘バイパス、小田原厚木道路という、往路とは逆のルートを走行し、宮ヶ瀬湖で小休止。ここでランチをとり、相模原インターから圏央道に入って、それぞれのガレージへと向かっていった。次回のBless的趣味車ツーリングは来春ということになるだろう。
「皆さんの交流を深めるために始めました」
オートモービルアシスト・ブレスの加藤代表は、全国各地で開催されているクラシックカーラリーに積極的に参戦している。誰よりもクルマ旅の楽しさを知っているといえるが、Bless的趣味車ツーリングをどのような想いで開催しているのかを改めて語ってもらった。
「ブレスで稀少輸入車を購入されるお客様は初心者の方が多く、愛車に乗っても自宅の周囲を軽く走ってくるのがせいぜいという話を聞いていました。皆さん、クルマは好きなんだけれど、遊び方や遊ぶ場が分からなかったり、イベントは敷居が高くてエントリーしづらい……など、もっと楽しみたいけれども先に進めない状況になっていたんですね。そこで、わたし達と一緒に走れば何かあってもどうにかなるし、皆さんを一歩先へ導くことによってさらに楽しんでいただけるのではないか、お客様同士の交流を深めることができるのではないか、と思ってBless的趣味車ツーリングを始めてみました」
実際に走って楽しめる場として開催されているBless的趣味車ツーリングは、今後も稀少輸入車ユーザーを楽しませていくだろう。
全48枚 「Bless的趣味車ツーリング Vol.16」詳細レポ
旧き佳き時代の雰囲気を楽しめるパナール・ディナXは1951年型。
省エネ/高効率車の先達だったパナールは水平対向2気筒エンジンを搭載。
真後ろを走る機会が多かったが、よく動く足が印象的だった。加速もいい。
ブレスで購入したトライアンフTR4は1964年型で、サリートップ仕様。
佐々木さんはBless的趣味車ツーリングの常連。ハイエンドカーも所有。
車高を下げ、BBSホイールや特注のサスを装備しつつ、内装はシンプル。
コラムATのメルセデス・ベンツ280SEクーペは3年前にブレスで購入。
Kさんは3年前に購入したトヨタ・スポーツ800で参加。異彩を放っていた。
ナビを装着。ガレージ内に飾ることなく、好きなときに走っているのだ。
1973年型トライアンフTR6は、探していたら、運よく出てきたという。
今回も小田原厚木道路の平塚パーキングエリアが最終の集合ポイント。
加藤代表が乗ってきたパナールは大人気で、常に人だかりができていた。
長浜海浜公園の周回道路は海沿いにある。今年は晴れたので爽快だった。
熱海G.P.ナイトへの参加もBless的趣味車ツーリングの楽しみのひとつだ。
1977年型日産フェアレディZ
1994年型AMG E400ステージII
1992年型メルセデス・ベンツ500E
1996年型ローバー・ミニ(オースチン・セブン仕様)
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