軽自動車ナンバーワンの販売台数を誇るN-BOXは未だ止まらぬ勢いだが、ここでさらに販売台数を伸ばすべく、2023年冬にフルモデルチェンジが実施される。ここではホンダが準備する注目の3モデルをお届け!!
※本稿は2023年5月のものです
文/ベストカー編集部、写真/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年6月10日号
新型N-BOXが2023年冬デビューか!? フリードも!! ホンダ注目の新型車4選
■N-BOXのフルモデルチェンジに始まり、売れ筋ニューモデルが続々とデビュー!
2023年冬デビューが予想されるホンダ N-BOX(写真は現行型)
ホンダは今年冬に中国で生産されるオデッセイの再販売を公表しているが、今年のニューモデルの目玉となるのがN-BOXのフルモデルチェンジだ。冬にデビューが予想される。
また、ホンダは2024年にさらに期待されるニューモデルの計画がある。次期型フリードとエントリークラスSUVが来年春にデビューする計画なのだ。
3代目となる次期型フリードはキープコンセプトながら、ハイブリッドを1.5L・e:HEVに一新。エントリークラスSUVは、海外生産車のWR-Vが投入されるという情報がある。注目だ!
■“ちょうどいい”魅力をさらに強化!/フリード(2024年・春デビュー)
次期型は居住性を向上させながら、“ちょうどいい”5ナンバーサイズをキープ
現行型が登場から7年目を迎えるフリードは、2024年春にフルモデルチェンジする見通し。キープコンセプトで現行型とほぼ同等の5ナンバーサイズを維持するが、ホイールベースを10mm程度拡大して3列目シートの居住性をアップさせる。
パワーユニットは、ハイブリッドを2モーター式システムの1.5L・e:HEVへと一新し、1.5LガソリンNAエンジンも設定。また、2列シート車のフリードプラスも継続される。
■海外生産車のWR-Vを日本導入か!?/エントリーSUV(2024年・春デビュー)
2022年11月にインドネシアで2代目となる新型が発表されたWR-V。2023年2月にはタイでも発売
SUVラインナップの充実化を進めているホンダは、ヴェゼルよりコンパクトな全長4m級のエントリークラスSUVを2024年春に投入する計画。
ホンダは海外市場向けにロッキー/ライズクラスのWR-Vをフルモデルチェンジし、インドネシアやタイなどで今年3月に発売したが、これが日本に導入される可能性が高い。WR-Vは1.5Lガソリンエンジンを搭載するが、日本仕様はハイブリッドの1.5L・e:HEVも設定されることになるはずだ。
■次期型は質感にこだわって正常進化!/N-BOX(2023年・冬デビュー)
カスタムモデルの予想CG。現行型から精悍さがさらにアップするという
今年、ホンダ最大の目玉となるニューモデルはN-BOXのフルモデルチェンジだ。日本一売れているクルマだけに、次期型はデザインを含めてキープコンセプトになるが、カスタムモデルは精悍さを増して登場するという情報がある。
まだ漠然とした内容しか明らかになっていないが、プラットフォームを一新し、乗り心地や使い勝手を向上。徹底的に質感にこだわるというから注目だ。また、HEVの新設定も期待がかかるところ。
【番外コラム】まずは軽から。ホンダのBEV戦略
軽商用BEVはヤマト運輸と実用性の検証を開始する
2040年までに新車販売を全車BEVとFCEVに転換することを宣言しているホンダ。その第1弾のBEVとして、2024年春にN-VANベースの軽商用BEV、2025年にはN-ONEベースのBEVを投入することを公表している。続いて、2026年には小型BEVを2車種登場させる計画だ。
FCEVはCR-Vがベースで2024年から生産開始され、日本や米国に導入予定。
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みんなのコメント
ここはノーマル顔にターボの設定はあって欲しい。
これホンダに限らずスズキスペーシアにもカスタムとギアにしかターボ無いとか他社も言えることだけど。