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【写真蔵】マツダ CX-60のロングノーズ/ショートデッキは見せかけではない。エンジン縦置きの新世代ラージ商品群第一弾

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【写真蔵】マツダ CX-60のロングノーズ/ショートデッキは見せかけではない。エンジン縦置きの新世代ラージ商品群第一弾

マツダの新たなクロスオーバーSUV「CX-60」は、縦置きプラットフォームや直6エンジンを搭載した注目のモデルだ。そのプロフィールを写真で紹介しよう。

日本車では久しぶりの直6エンジンも搭載
マツダは新世代商品群として、車種ラインナップをラージ商品群とスモール商品群のふたつに大別し(ロードスターは別扱い)、仕向け地によって展開を図っていく。CX-60は、そのラージ商品群の第一弾だ、2022年3月に欧州仕様が先にワールドプレミアされ、9月から日本でも販売が開始された。

マツダ「CX-60」がついに予約受注開始。新世代ラージ商品群第一弾はクロスオーバーSUVの「常識」を覆す

そのスタイリングは、マツダのデザイン哲学「魂動(こどう)」に基づいたもので、2019年に日本発売されたマツダ3からフェーズ2へと進化している。堂々とした骨格やインテリア空間のタフさの中に魂動デザインの知性やエレガンスをしっかりと織り込み、両立させている。

インテリアも、幅広なインストルメントパネル、サイドルーバーからドアトリムへ連続する造形によりワイドでリッチな空間を表現している。コンソールは空間を前後に突き抜ける強い形状として、強力なトランスミッションとその先にある縦置きエンジンの存在を感じさせ、構造的な強さを表現している。

日本仕様のパワートレーンは、ここで紹介している3.3L 直6ディーゼルターボ+モーターのマイルドハイブリッド、3.3L 直6ディーゼルターボ、2.5L 直4ガソリン+モーターのPHEV、2.5L 直4ガソリンの4種で、いずれもトルコンレスの8速ATと組み合わされる。

「マツダ プロアクティブ セーフティ」による安全装備や、進化したオーディオシステムなどの快適装備もハイレベルで充実し、FFベースが多いミドルクラスSUVの市場に、FRベースならではのアドバンテージを持ってライバルたちに挑む。(写真:井上雅行)

■マツダ CX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン 主要諸元
●全長×全幅×全高:4740×1890×1685mm
●ホイールベース:2870mm
●車両重量:1940kg
●エンジン:直6 DOHCディーゼルターボ+モーター
●総排気量:3283cc
●最高出力:187kW(254ps)/3750rpm
●最大トルク:550Nm(56.1kgm)/1500−2400rpm
●モーター最高出力:12kW(16.3ps)/900rpm
●モーター最大トルク:153Nm(15.6kgm)/200rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:軽油・58L
●WLTCモード燃費:21.0km/L
●タイヤサイズ:235/50R20
●車両価格(税込):547万2500円

[ アルバム : マツダ CX-60 写真蔵 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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