『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のスタントシーンで有名な「ディフェンダー 110」(予想落札価格:30万ポンド~50 万ポンド(4,900万円~8,100万円))をはじめ、2 台の「ディフェンダー」と 1 台の「レンジローバー・スポーツ SVR」がオークションに登場し、その収益は英国赤十字社に寄付される。オークションに出品する車両には、特別に車両識別番号として「VIN 007」が付けられている。これは、撮影中に使用された 10台の「ディフェンダー」のうちの 1 台で、映画公開前のプロモーション活動でも使用された。
また、SV ビスポークが製作し、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場した「ディフェンダー」を想起させる「ディフェンダー 110 V8 ボンド・エディション」も出品される(予想落札価格:20 万~30 万ポンド(3,260万円~4,900万円))。全世界で販売した「ボンド・エディション」はわずか 300 台だったが、今回出品されるモデルはインストルメントパネルのエンドキャップに特別な「60 Years of Bond」のロゴが採用されており、公道走行が可能な英国仕様である。収益は自然保護慈善団体「Tusk」に寄付される。
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「レンジローバー・スポーツ SVR」のスタントカー(予想落札価格:8 万~12 万ポンド(1,300万円~1,960万円))も『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の高速カーチェイスシーンに登場したもので、撮影のために提供された6 台のうちの1台である。
完璧なチェースカーとして『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のスタントチームに選ばれたジャガー「XF」(予想落札価格:5 万~7 万ポンド(815万円~1,140万円))は、映画に使用された2台のうちの1台であり、南イタリア・マテーラの曲がりくねった狭い道を、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)を追跡するシーンで使用された。
ジャガー・ランドローバーのビークル・プログラム担当エグゼクティブ・ディレクター、ニック・コリンズは次のように述べている。「『ディフェンダー』、『レンジローバー・スポーツ』、『XF』は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアクションシーンの中心的な存在でした。いずれの車も、ジェームズ・ボンドの歴史の一端を担う特別な存在であり、コレクターの所有欲をかきたてると思います。今回の出品を通じて、私たちの慈善活動のパートナーを支援できることを嬉しく思います。『ディフェンダー 110 V8 ボンド・エディション』は非常に高い人気があり、“60 Years of Bond”のロゴの入ったこの特別なワンオフモデルは、熱心なバイヤーにとってはかなり魅力的に映ると思います。」
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