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高価でパワフルは当たり前!「2023年版1psいくら選手権」最高出力/車両価格 シビックタイプR登場でトップはどのクルマ?

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高価でパワフルは当たり前!「2023年版1psいくら選手権」最高出力/車両価格 シビックタイプR登場でトップはどのクルマ?

高くてパワフルは当たり前! 安くてパワフルなのは?

高価なクルマがパワフルなのは、当然だ。よく言われる「高くて美味いは当たり前」の料理店事情と同じで、クルマも1000万円超えのスポーツカーのエンジン出力が大きいのは、当然だ。

今回は、ハイブリッドを除くエンジン搭載モデルで「1馬力いくら?」を調査してみた。ハイブリッドは、出力がエンジンとモーターのミックスになるので、計算が難しくなるからだ。

計算方法は簡単。車両価格を最高出力で割るだけ。必然的に、同じエンジンを積んだ場合、最高出力/車両価格が小さく(安く)なるのは、エントリーグレードになる。

たとえば、スポーツカーの雄、ポルシェ911の場合は
911カレラで車両価格は1503万円。3.0ℓ水平対向6気筒ターボの出力は385psだ。
この場合、15030000÷385=39039円
となる。1psは3万9039円というわけだ。

トヨタ・カローラのエントリーグレードXの場合は
1.5ℓ直3エンジン120ps/車両価格199万円=16583円となる。

では、2023年版ハイパワーモデル「1psいくら選手権」TOP10を見ていこう。

第11位 レクサスIS500=1万7672円

レクサスIS500 Fスポーツパフォーマンスは850万円(写真は Fスポーツパフォーマンス ファーストエディション)プレミアムブランドは、なかなかこのランキングに入るのは難しいのだが、レクサスが第10位に登場だ。ランクインしたのは、2UR-GSE型5.0ℓV8DOHCエンジン、481psを搭載したIS500 Fスポーツパフォーマンス。車両価格は850万円だ。レクサスで1ps=1万7672円はお値打ち! 5.0ℓV8自然吸気エンジンを搭載するスポーツセダンなんて、今後なかなか登場しないだろう。その意味でもうれしいニューカマーだ。

2UR-GSE型5.0ℓV型8気筒DOHC 最高出力481ps/7100rpm、最大トルク535Nm/4800rpm第10位 ルノー・メガーヌ ルノースポール=1万7300円

ルノー・メガーヌR.S. 車両価格519万円シビックタイプRの宿命のライバル、メガーヌ R.S.。M5P型1.8ℓ直4ターボは、300ps。対して車両価格は519万円。インポートカーにしてこのコストパフォーマンスは立派だ。

第9位 トヨタGRカローラ=1万7270円

GRカローラ RZ 車両価格:525万円GRヤリスが搭載していた1.6ℓ直3ターボ(272ps)をさらにパワーアップ(304ps)してカローラスポーツに積んだのがGRカローラ。RZの車両価格は525万円。

第8位 マツダCX-5=1万4024円

マツダCX-5 SKYACTIV-D2.2を搭載するFFモデルなら1ps=1万4024円!ディーゼルはトルクはあるけれどパワーはね、と言われたのはもういまは昔のこと。マツダのSKYACTIV-Dは高回転までよく回る(から最高出力も高い)。2.2ℓ直4ディーゼルターボのSKYACTIV-D2.2は最高出力200ps/4000rpm。FFのXDスマートエディションは308万5500円だから、1ps=1万4024円。そもそもディーゼルエンジンはガソリンよりも高価になりがち。にもかかわらず、この馬力コストパフォーマンスを示すマツダCX-5はすごい。

第7位 ホンダ・シビック タイプR=1万5143円

サーキットがよく似合う新型シビック タイプR 車両価格:499万7300円GRカローラもなかなかのパワーコストパフォーマンスが高いモデルだが、もっと高いのがシビック タイプR。名機K20C型2.0ℓ直4ターボは、前型からさらにパワーアップして330psになった。それでいて、車両価格は499万7300円と驚きの500万円切り。問題は人気がありすぎて、いま注文してもおそらく2023年中には手に入らないこと……だろう。ちなみに前型タイプRのリミテッドエディションは、320ps/550万円だから1ps=1万7188円だった。性能もコストパフォーマンスもアップしたシビック タイプR、人気も当然だろう。

名機K20C型2.0ℓ直4DOHCターボ 最高出力:330ps/6500rpm 最大トルク:420Nm/2600-4000rpm第6位 日産スカイライン400R=1万4566円

日産スカイライン400R 車両価格:589万9300円日産が誇るVR30DDTT型3.0ℓV6ターボの最高出力は405ps。同じエンジンを搭載するのは新型フェアレディZだが、Zとの違いはトランスミッション。スカイライン400Rのトランスミッションは7速AT。車両価格は589万9300円。ほぼ同価格でBMW3シリーズを買おうと思ったら、買えるのは318i(548万円)で2.0ℓ直4ターボは156ps。スカイライン400Rの馬力コストパフォーマンスの高さは驚異的だ。

VR30DDTT型3.0ℓV型6気筒DOHCツインターボ 最高出力405ps/6400rpm 最大トルク475Nm/1600-5200rpm第5位 スバルWRX S4=1万4560円

スバルWRX S4 写真はGT-H EX 車両価格438万9000円スバルのスポーツセダン、WRX S4はモデルチェンジを受けて、FA24型2.4ℓ水平対向4気筒ターボ(275ps)を搭載した。エントリーグレードのGT-Hは400万4000円。馬力コストパフォーマンスも高いが、WRX S4は4WDモデルでもある。絶滅危惧種に指定されそうなスポーツセダンのなかでも屈指のコストパフォーマンスをWRX S4が持っているのは疑いがない。

第4位 マツダCX-60=1万4024円

マツダCX-60 2022年にまずは48Vマイルドハイブリッド付きのe-SKYACTIV D3.3搭載モデルか販売が開始された。スポーツモデルのなかに突然現れたSUV、CX-60。馬力コストパフォーマンスが高いのは、3.3ℓ直6ディーゼルターボ(231ps)を搭載した「XD」だ。それも4WDではなくFRモデル。車両価格323万9500円は圧倒的にコストパフォーマンスが高い。直6エンジンを積んだ後輪駆動SUVがこの価格とは、驚きだ(安過ぎ?)。2023年にはこのグレードも発売になるはず。注目だ。

僕が自腹で買った「マツダCX-60」3.3Lの直6を味わうのは今しかない!【2022 今年のクルマこの1台】モータージャーナリストが2022年を振り返り、一番印象に残ったクルマを選ぶリレーコラム企画。新車紹介を中心に執筆する工藤貴宏氏が選んだクルマは、新規開発のFRプラッ…motor-fan.jp第3位 日産フェアレディZ=1万2132円

フェアレディZのベースグレードは524万1500円(写真は version ST車両価格:646万2500円)3位は2022年のデビューしたフェアレディZ。型式はZ35ではなく「RZ34」。プラットフォームは前型からキャリーオーバーしているが、パワートレーンは一新。スカイライン400Rと同じVR30DDTT型3.0ℓV6ツインターボ(405ps)を搭載、トランスミッションは9速ATを組み合わせる。ベースグレードの価格は524万1500円。同じ価格で6速MTを選べるのもいい。V6ツインターボ搭載の後輪駆動スポーツカーが新車でこの価格で買えることを喜びたい。

第2位 トヨタGRヤリス=1万2132円

GRヤリスRC 車両価格:330万円トヨタが威信を賭けて開発したスポーツモデル、それがGRヤリスだ。ヤリスにハイパワーのエンジンを搭載した……のではなく、プラットフォームからヤリスとは違っている。前半分はヤリスと同じTNGA GA-Bで後ろ半分はGA-Cという成り立ち。ここに新開発の1.6ℓ直3ターボG16E-GTS型を搭載。エントリーグレードRCの価格は330万円だ。

G16E-GTS型1.6ℓ直列3気筒DOHCターボ 最高出力272ps/6500rpm 最大トルク370Nm/3000-4600rpm第1位 トヨタGR86=1万1911円

GR86のエントリーモデル RC 車両価格:279万9000円。WRX S4と同じFA24型2.4ℓ水平対向4気筒を搭載するGR86だが、こちらはノンターボの自然吸気エンジン。だから最高出力は235ps。モータースポーツベースを想定するRCはなんと279万9000円で買えるから、馬力コストパフォーマンスは驚異的に高い。RCは6速MTのみの設定だ。ちなみにGR86の兄弟車なのでランキングには入れなかったが、

スバルBRZのRグレード(308万円)=1万3106円と高い馬力コストパフォーマンスを誇る。Rグレードは6速MTが308万円、6速ATは324万5000円。

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