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「MOTUL AUTECH Z」で王座奪還を狙う! 日産のエースナンバー「23」を背負うワークスチームに注目です【SUPERGT 2023 Teams】

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「MOTUL AUTECH Z」で王座奪還を狙う! 日産のエースナンバー「23」を背負うワークスチームに注目です【SUPERGT 2023 Teams】

SUPER GTを代表する名門チーム

日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT500クラスはトヨタ/ニッサン/ホンダの3メーカーがしのぎを削っている。今シーズンはトヨタ「GRスープラ」が6台、ニッサン「フェアレディZ」が4台、ホンダ「NSX」が5台参戦している。今シーズンを戦う15台のなかから、今回は23号車MOTUL AUTECH Zで戦う「NISMO」を紹介しよう。

3号車「ニテラ モチュール Z」は開幕戦2位の好発進! 実力派ドライバーコンビで年間王者を目指す【SUPER GT 2023 Teams】

ベテラン実力派コンビで王座奪還に挑む

1984年にニッサンのモータースポーツ統括会社として設立されたニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社を前身にもち、ニッサンのワークスチームとして最前線で活躍。ル・マン24時間レースや全日本ツーリングカー選手権(JTCC)、全日本GT選手権(JGTC)およびスーパーGTなど、国内外のレースで活躍してきた。

とくにスーパーGTでは名門として定着しており、1998年にエリック・コマス/影山正美がGT500クラスでドライバー部門およびチーム部門の2冠を達成。1999年にはコマスがドライバー部門で2連覇を達成したほか、2003年には本山 哲/ミハエル・クルム、2004年に本山/リチャード・ライアンのコンビが2冠を達成した。

その勢いはスーパーGTでも健在で、2005年にチーム部門を制すると2008年には本山/ブノワ・トレルイエがドライバー部門を制覇。さらに2014年および2015年には松田次生/ロニー・クインタレッリが2冠を達成するなど、まさにNISMOはGTレースシーンにおいて名門として定着している。

2022年にオーテックジャパンと経営を統合してからも「NISMO」の愛称を継続し、スーパーGTで活躍。主力モデルをそれまでのGT-Rから新型Zにスイッチしており、デビュー戦となる第1戦の岡山で松田/クインタレッリが3位入賞を果たすと第6戦・SUGOで2位入賞を果たすなど2回にわたって表彰台を獲得した。

残念ながら計4戦でノーポイントレースを演じたことから、2022年はタイトル争いから脱落したが、2023年はポイント争いを左右する存在となりそうだ。

というのも、23号車は抜群のコンビネーションを持つ松田/クインタレッリが残留したほか、主力モデルのZも熟成が進んでいる。もともと新型Zは空力性能が高く、NISMOが得意としてきたテクニカルなコースのほか、ハイスピードコースでもデビューイヤーから抜群のパフォーマンスを見せてきただけに各レースで上位争いを支配することだろう。

事実、開幕戦の岡山ではNISMOの23号車がポール・トゥ・ウインを達成。第3戦の鈴鹿ではクラッシュを喫したが、2023年もNISMOの新型Zがタイトル争いの鍵を握るに違いない。

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みんなのコメント

5件
  • ZもNSXもスープラも見た目を似せてるだけで中身は全然違う。
  • 松田選手は車椅子でリハビリ頑張ってるようですが、8月には復帰できると良いですね。
    8月後半の鈴鹿では、今回クラッシュした所のクラッシュパッドを改善してくれてると良いのですが。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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