フィードバックをもとに改良
トヨタ・ガズー・レーシングは2023年シーズンに向けブレーキ、ハンドリング、エンジン性能を向上させたGRスープラGT4を発表した。
【画像】トヨタGRスープラGT4と市販型スープラ 画像で比べる 全98枚
2020年に初めてフル参戦を果たして以来、50台以上のGRスープラGT4が世界各地のレースに参加し、世界11のGT4選手権で優勝を獲得している。
しかしGT4カテゴリーの熾烈な競争に今後も打ち勝つべく、来シーズンに向けたアップデートを施したのがこのEVOモデルだ。
顧客チームやドライバーのサポートを通じてサーキットで得た知見やユーザーからのフィードバックをもとに、より良いモータースポーツマシンを提供するために取り組んでいるという。
扱いやすさと速さを両立
今回ガズー・レーシングの開発チームはブレーキシステムの改良、ABSの設定変更、KW製ダンパーの改良、アンチロールバーの仕様変更などによりハンドリングとコーナリングスピードの向上を実現したとのことだ。
また搭載される3.0L 6気筒ターボの出力向上とトルクカーブの最適化、冷却性能の向上により、さらに速いラップタイムを目指すという。
アマチュアレーサーにも運転しやすさを残しながら、プロが要求する正確さも兼ね備えたマシンになる。
このGRスープラGT4エボは、2022年10月より受注を開始し、その価格は18万6000ユーロ(2737万円)だ。
なお既存のGRスープラGT4のユーザーに対してもアップグレードキットが提供されるとのことだ。
このGT4マシンの販売およびカスタマーサポートは、日本およびアジアにおいてはトヨタ・カスタマイジング・アンド・デベロップメントが窓口となっている。
主要諸元および装備品
シャシー
全長:4460mm
全幅:1855mm
ボディ構造:スティールおよびアルミボディ(高剛性ロールケージ付)
フロントスポイラー:天然繊維コンポジット
リアウイング:天然繊維コンポジット
燃料タンク:120L FT3セーフティ・タンク
ドライバーシート:OMP製レーシングバケットシート、6点式シートベルト
エンジンおよびトランスミッション
タイプ:直列6気筒ツインスクロールターボ
排気量:3.0L
最高出力:セッティングによる
最大トルク:最高67.3kg-m
ECU:マニエッティ・マレリ製
エグゾーストシステム:アクラポヴィッチ製
トランスミッション:ZF製8速AT
ディファレンシャル:DREXEL製機械式LSD
ドライブシャフト:GKN製
サスペンション、ステアリング、ブレーキ
フロントサスペンション:マクファーソンストラット
リアサスペンション:マルチリンク
ショックアブソーバー:KW製調整式
ステアリング:電動ラック・アンド・ピニオン
ブレーキ(フロント):ブレンボ製6potレーシングキャリパー、390mmスティールディスク
ブレーキ(リア):ブレンボ製4potレーシングキャリパー、355mmスティールディスク
タイヤ(前後):305/660-18(ピレリ製)
ホイール:OZ製11×18インチ
電子制御
トラクションコントロール:標準装備
ABS:標準装備
マルチディスプレイ:標準装備
データロガー:標準装備
リアビューカメラ:オプション
タイヤ空気圧センサー:オプション
サスペンションセンサー:オプション
その他装備品
消火器:標準装備
エアジャッキ:標準装備
ドリンクシステム:オプション
耐久パッケージ:オプション
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